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ケフカについて書きます。二次創作あり(文章) 小話「数年前121~123」更新しました。(2015年8月9日)
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  ケフカは私にとって「父親」のような存在だった。
生まれて間もなく帝国にさらわれ、ケフカに育てられた。
偶然、そのもとを離れ、仲間と呼べる人達に出会った。
彼らとの出会いにより、私は感情を持っていないことに気付かされた。
悲しかったら泣けばいい、楽しかったら笑えばいい。
赤ん坊でも出来る単純な行動。
でも、悲しいって何?楽しいって何?愛するって何?
そんな単純な事が、人間にとってはとても大事だ。
ケフカは様々な感情を表現してくれていたが、私にとってそれは一瞬の儚い物として位置付けられた。
怒り狂ったかと思えば、笑い、笑ったかと思えば、悲しみ、そうかと思えば無表情。
この人の表現の後には、決まって何も積み上がることは無かった。
相手がいても、ケフカは決して向き合ってはいないから、関係が築かれることはない。
独りよがりと捉えられる行動はただ疎まれるだけ。
離れて分かったことがある。
ケフカは楽しくもないのに笑い、腹が立ってもいないのに怒っていた。
笑い方は覚えていても、元になる感情を忘れてしまったのか。
他者と対峙する肉体と、本当の自分が、ばらばらなんだ。
悲しかったら泣けばいい、楽しかったら笑えばいい。
人間として生まれながら、人間として生き損なった、哀れな人。
あなたも誰かのために生きられたら良かったのに。
 
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 初めて見たのは羽の生えた小さな幻獣だった。
見た目は小さいが、人間で言えば成人並みの知性はあるようだ。
「怖い。ここから出して。助けて。」
小さな幻獣は恐怖で震え、涙を流して懇願する。
私は、それを切り刻むのに立ち会った。
幻獣から魔導の力を抽出し、その命を奪う。
戦争という免罪符を得て、僕たちは彼らを殺し続けた。
0歳人間。誰にも望まれずに生まれた赤子だった。
魔導を注入するも、それを受け入れる器が出来ておらず、次第に衰弱していった。
やがて心臓の鼓動は弱まり、泣く力も失った。
最後はガラス玉のような眼球は何も映さないまま。
肉体はミイラのようになって死んだ。
10歳人間。元は活発で健康な子供だった。
成長期と共に、魔導の力はどう変化するのか。それが実験の目的だった。
注入後、力は定着し、魔法を使うことが出来るようになった。
若年での成功が初だったこともあり、研究所は湧いた。
数日後、精神に異常が見られるようになった。
失敗と分かれば誰も見向きをしなくなる。
半年後、経過の観察を断念、 隔離。
遠方にある灰色の病院で死んだと聞かされた。
魔導の注入はその者の運命を変え、失敗は人生の破滅を意味する。
僕はそのことを誰よりも知っていた。
魔法の存在を認識するたびに、少しずつ何か切り刻まれるような気がする。
「魔法の使用時、君の主観で良いんだが、体にどんな変化が起こっていると思う?」
「元々眠っていた力、それを爆発的に高めて開放する、そんな感じがする。思ったよりも違和感が少ないから。」
「元々眠っていた力か、生来の魔導士との比較が出来れば、改善に繋がるかもしれない。」
1つ。
「ケフカ、好条件の個体が近日入りそうだ。まだ若く小さいが、どうだろう。」
シドはそう言って紙を一枚渡す。
「なるほど、個体に問題無いですね。問題は液の量でしょう。
僕を1とするとそれは0.5、入れるとしたら半分よりも少なく。
それよりも抽出液の鮮度が気になります。出来るだけ早い方が良い。」
また1つ刻まれる。
科学者として心を凍らせて、魔導の力を得た成功者として振る舞い、
全てを求められるままに、受け入れることが出来たなら良かった。
声が聞こえて、体の中の幻獣が、死んでいった者たちが、僕自身が、僕を責め立てる。
彼らは死んだのにどうしてお前は生きている?
彼らの目が、声が、意識が、幾重にも絡み付いて、僕を死へ誘う。
でも、僕は死ぬのが怖い。
彼らの声を聞きたくなくて、僕は今思えばおかしなことをしていたかもしれない。
気がつけば、僕は独りだった。
もがくほどに逃げられなくなる。
全てを失った僕に残されたのは魔導の力。
初めて戦場で魔法を使った時。
未知の力。効果は絶大で、敵だけでなく、帝国の者でさえ恐れおののいた。
僕は戦場で初めて、人を殺した。
また声が聞こえた。
(彼らは死んだのに、どうしてお前は生きている?)
あの羽の生えた幻獣か。死者たちか。
(まだ殺し足りないのか。)
この力を使って、殺すべき者を殺す、それが僕の生きる意味なのかもしれない。
私は他の命を貪って生きる。
(殺しすぎたお前が生きていて良いわけがない。)
魔導工場。傍らにはシド。
「ケフカ、あれから十年になるが…お前は変わったな。私もだが。」
シドが自嘲気味に口にした。
「過去を振り返るなど年寄りのようだな。それに私は変わってはいない。」
シド、その血塗れた手、花を愛でようと、セリスに触れようと罪は浄化できぬ。
生を貪る愚かな人間。お前も死ぬのだ、シド。
意思を交わした人間もどうせ死ぬ。
永遠なんてありはしない。
さあ、早く、世界を焼き尽くす道具を。
 

ケフカ様関係ないです。すみません。

ラストストーリーは1/27発売のwiiのゲームで、FF生みの親、というか神である坂口様入魂の作品です。

それに植松様キター!!
社長が訊く↓
http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/slsj/vol2/index.html
 
あ*長かった。
ついにラストストーリー(LS)のご担当が植松様と発表ですよ。
坂口様はFF*ブルードラゴン*ロストオデッセイと植松様とタッグを組まれております。
植松様が度々おっしゃっていた「まだ言えないですけど大きめのタイトル」はLSだと思いながら、発表されぬまま数ヵ月。
今まで全然情報が漏れないとか。さすがニンテ○ドー。
LSが出るのでwiiを買うことになりそうです。
やはり良いゲームは時間も使ってプレイしたいです。

ラストストーリー 特典 エレメント オブ ザ ラストストーリー(1/27発売)
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/377-6310444-1539233?qid=1290182560&a=B0036WSJXY
↑植松様のサントラ付きって良いんですか!?

テンション上がったので書いてしまいました。
Distant WorldsIIも行きたかったんすけどねー。


帝国軍にも休日がある。
先日大規模な遠征が終わり、明日からが兵士たちにとっては1年ぶりとなる3日間の連休。
各々が予定を立て、それを待ちわびていた。

作戦会議室ではマランダ遠征の引き継ぎが先程終了したところだった。
レオ将軍と2人の将軍、そしてケフカとセリス。
「本当に助かりました。急な指名だったので、内心焦っていたのです。」レオは言った。
「私はマランダにはそれほど詳しくないですし、休暇どころじゃないと思っていたので。」
レオはほっとしているようだった。
「この後、どうですか飯でも?」資料をしまいながら、レオが聞く。
「ああ、特に予定は無いしな。」ケフカは答えた。
「セリス将軍は?」
「行きます。」セリスは振り向いて言った。
「行こう。」
建物を出る。夜になると肌寒いが、ベクタのメイン通りは休暇の前日ともあっていつもより賑わっている。
とある1件の店に入った。

席でぱらぱらとメニューをめくる。
「何を飲みますか?ワインがありますよ。」レオは言った。
時節柄、新酒がメニューに出ている。
「じゃあ、それで。」ケフカは答えた。
「分かりました。これをテーブルに1本。グラスは…。」
レオがてきぱきと注文していく。
対角線上にいるセリスも色々と頼んでいるようだ。
皆、束の間ではあるが任務から解放されるとあって自然と笑みが零れている。
 


「休みはどこかへ?」隣席のレオにケフカは聞いた。
「ええ、実家に顔を見せようと思っています。ベクタの郊外なので近いのですが、家の者とは2年程あっていないですし、
特に母親が寂しがっているみたいで。」
レオはそこまで言って気が付いた。
セリスは孤児院出身だった。
「すまない、無神経だった。」
セリスは何気無く聞いていたが、レオは謝る。
「良いんです。実の親の記憶は殆どありませんし、シド博士がいますから。」
セリスが明るく答えたので場の雰囲気が和んだ。

セリスは幼い頃に両親を亡くし、ベクタの孤児院で育った。
物心つくまえにシド博士の元に引き取られ、それからは魔導研究所、帝国軍がセリスの家だった。

「明日は?」
ケフカが聞くとセリスは答えた。
「博士の植物園の手入れを手伝うつもりです。この間は途中で用が出来てしまって終われなかったから。手入れが終わったら買い物に行く予定よ。」

「お待たせしました。こちらがワインです。」
注文したワインや飲み物と幾つかの料理が運ばれてくる。
ケフカはワインの栓を開けて、レオにグラスを持つよう促す。
「注ごう。」
「すみません、ありがとうございます。」レオは言った。
「お疲れ。」
グラスを掲げて、ワインを口にする。
「あー美味いですね。」レオは言い
「ああ。」ケフカは答えた。
各々が食事に手をつけ、杯を進める。


食事も済んで、飲み物を片手に話が弾む。
レオが某将軍にワインを注ごうとすると、グラスの半分にも満たずに切れてしまった。
「あー無くなってしまった。もう1本下さい。」
セリスはワインを見て思い出したのか、ケフカに聞いた。
「そういえば、ワインの季節、誕生日が近くなかったですか?」
「そういえば今日だが。」
ケフカは何気無く答えたが、セリスには何か引っ掛かったらしい。
「え、どうして言ってくれなかったんですか?」
「別に言う程のことじゃない。」
「別にって。誕生日よ。」
セリスが何故か突っかかってくる。
「今日が誕生日なのですか?」
その話を聞いていたレオが、ずいとケフカの方に寄って口を挟む。
レオは既にかなり飲んでいるせいで、やけに明るく声がデカい。
「ああ。」ケフカは答えた。距離が近い。そう思いながら。
「おめでとうございます。どうぞ、注ぎましょう。」レオは言う。
「止めてくれ。喜ぶ歳でもない。」
ケフカがそう言うも、レオは断る隙も与えず強引にグラスに注いでいく。
悪気は無いのだろう、断る訳にもいかず、仕方なく注がれるままになる。
「誕生日が嬉しくないのですか?自分は毎年嬉しくて仕方がないですが。」レオはよく分からない事を言った。
「それは君だけだろ。」別段親しい訳でも無いのに、ケフカは思わず言ってしまう。
「プレゼントを用意して無いわ。」
セリスは何故かレオに文句を言っていた。
そうだな。と、うんうん頷くレオ。
何だこいつらは。イベント事がそれ程大事か。
理解出来ない。

 


「分かったわ。」
ぶつぶつとレオに相談、というか独り言を言っていたセリスが立ち上がった。
「何が。」ケフカは頬杖をついてセリスを見上げた。
何が分かったというのか。
「私がハッピーバースデーを歌ってあげる。」
使命感を帯びたセリス。
「は?」何故、そうなる。
「♪~ハーッp

セリスが歌い出して気付いた。
テンションがどうもおかしい。

「お前、酔ってるのか?」
「なにが?お酒飲んで無いもの。酔ってなんかないわ。」
セリスは答えたが、顔はほんのり赤く、目元がとろんとしている。
セリスがアルコールを進んで頼むことはなかったと思っていたが。
「全~然、酔ってなんからいわ。」
ろれつが回っていない。
どう見ても酔っている。
「誰か飲ませたか?」若干周りを睨んで問うが、皆首を振った。
「セリス将軍は飲めるのか?」誰かが口にする。
「なんか、酒癖が悪そうだな。」
…確かに。
そう思っていると、セリスがまた歌い出した。
「おい、止めろ。」制止するが駄目だ聞いちゃいない。
流石に恥ずかしくなり、隣席のレオに目で訴える。
(なんとかしてくれ)
(わかりました)
「ほら、セリス将軍。困ってらっしゃるから。」
レオはセリスの後ろから話し掛け、歌を止めることに成功。
ナイス援護。良い奴だ。
 


レオがセリスを止めている間に、セリスの目の前にあるグラスが目につく。
数は、1、2、3、4。
もしかして、そう思い、そのグラスを手に取って扇ぐ。やはりアルコールの匂いがした。
しょうがない。多分、間違えてアルコールの入ったカクテルを頼んだのだろう。
既に4杯飲み干している。
4杯も飲んだのに酒だと気付かなかったようだ。
というか仕事柄、飲んでいる物が何なのかくらいは気付いて欲しい。
将軍に推薦したのは間違いだったのか。
軽く凹む。

一方セリスは、話し易いのか何故かレオに文句を言っている。
「レオさん、聞いて下さい。この人は今日が誕生日だっていうのに全然嬉しくなさそうなんです。お祝いもしてるのにどういうことですか?」
「そんなことはないと思うぞ。きっと照れていらっしゃるんだ。」
レオは真面目に酔っ払いの絡みに答えている。
ホント良い奴だな。

セリスは(本当?)とでも言いたげな表情でこちらを伺ってきた。
セリスとレオの視線が集中し、よく分からないプレッシャーを感じる。
「ああ、そうだ。恥ずかしかっただけだ。気持ちは嬉しい。」
やっとのことで答える。
「良かった~」
セリスは満足そうに呟くと、机に伏して寝息を立て始めた。
その様子を見て、ケフカはレオと目を見合せ、幾分ほっとする。
レオがまた新しくワインを継ぎ足して、喉を潤す。

まあ悪くない誕生日だ。
明日は二日酔いかもしれないと思いながら、ケフカは甘い酔いに身を委ねた。


ヘネ奥はわりと安定して進めるように。
たまにエテムに囲まれてヤバくなるけど。
デモンズシールドとか闇吸収装備してると楽かも。
あとサンダガ予防に軽装備ラバーコンシャスとか。

…まあ、ゾディには勝てないんすけどね。

【負けパーティー】
モンク(バル)…バブルチェーン、デコイ(おとり)+リバース(逆転)でゾディの視線を釘付けに
ブレイカー(バッシュ)…デモンズシールド装備、攻撃係、自分を回復
白魔導士(アーシェ)…黒の仮面、自分を回復
ウイルスは適宜皆で。

うーん途中まで非常に楽だったが、やっぱり絶対防御からのダージャ→数人戦闘不能がしんどい。
吸収しても戦闘不能になる時はなるのね。
通常攻撃、コラプス、ダージャが厳しい。
ゾディ…早いっす。
 


【パーティー】
シカリ(ヴァン)、モンク(バル)、白魔導士(アーシェ)lv74~77

準備をしたつもりでしたが敗北。
【ゾディの技】
・ダージャ…闇属性、即死の可能性50%、暗闇
・貫通グラビガ…最大HPの半分ダメージ
・通常攻撃…ウイルス発症(10%)
・魔法障壁(物理攻撃無効)…HP20%以下で繰返す

ダージャ対策
シカリ…デモンズシールド、白魔…黒の仮面→ダージャ吸収
モンク…アーガイルの腕輪(闇半減、暗闇無効)

【ここがしんどい】
・とにかくダージャ…吸収しても死んでる気がする
・何気に貫通グラビガ、通常攻撃+ウイルス
建直し中にダージャ→戦闘不能→建直し→ダー(ry

とはいえ、HPを減らせていたので、ブレイブ等を解除するために、デスペルをかける…

…思えばそれが間違い

【忘れてた技】
・完全マバリア(魔法攻撃無効)…HP20%未満でデスペルを受けた時に得る

これのせいで少しのところでHPが減らなくなる悪夢。
フェニ尾→通常攻撃→戦闘不能→フェニ尾→(ryのループで全滅。
次、頑張ろう。
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別件。小話も鈍足ですが書いております。
まさかの1年経過が見えてきた罠。
1年早いですケフカ様。もうすぐ生誕祭ですね。


【パーティー】
シカリ(ヴァン)、モンク(バルフレア)、黒魔導士(パンネロ)lv72~74

ゾディアークを討伐しようと思ってましたが
…すんません、ヘネ、侮ってました。
【ヤバいもの】
1.ネクロマンサーのカーズ…状態異常、混乱、猛毒、スリップ、ウイルスになる。
オリジナル版のカーズはウイルスのみだったが、強化されている。
2.同じく幻惑のまなざし…混乱状態に
侮っていたため、状態異常を防止するアクセサリーは、シカリのリボンだけ。
→状態異常の回復と、同士打ちでじわじわ追い詰められる。
3.エテムのデス…戦闘不能に陥る
4.同じく無の指先…MPが0になる
単体だと大したことないが、ネクロとエテムは一緒に出現し多目に出るので、囲まれて対処があれに。

先発が戦闘不能になりメンバーを入れ替えても建て直せず。
エスケープするも、ゾーンが遠く逃げ切れず。
最後は状態異常だらけのモンクがエテムに囲まれて全滅。
【死亡フラグ】
1.エクスポーション30個で向かってしまった
2.防御力が低いパーティーで挑んだ
3.セーブポイントが先にあると思って引き返さなかった(実際はない)

教訓:魔石鉱をなめてはいけない
 

クリスタルグランデの仕掛けが面倒臭くてスルーしていた、聖天使アルテマに挑む。

【パーティー】
ウーラン(フラン)、黒魔導士(パンネロ)、モンク(バルフレア)

【対策】…ごり押し
聖属性の攻撃が多いのに、吸収出来る装備が白の仮面1つしかない
弱点闇属性の攻撃手段がない

フィールドの異常空間がしんどい。
HPダメージ→MPダメージ→たたかう封印→魔法封印→技封印→アイテム封印→磁場
…もうよくわからんのでとりあえず頑張ろう。
HPダメージと逆転とホーリジャと破壊がしんどすぎる件。
何気にデスペルを使えないのも辛い。
→ごり押しで何とか倒す

ライセンスはモンクの行動時間短縮に使用しました。
次はゾディアークにチャレンジ。
 


【パーティー】
シカリ(ヴァン)、モンク(バルフレア)、ウーラン(フラン)lv70~73
白魔導士無しで頑張る。

【対策】
1.弱点が聖属性なので、ウーランはホーリーランス
2.モンクは回復&プロテガ&ブレイブ(ダメージ量1.3倍にする)係
3.モンクはMP不足が懸念されるので、賢者の指輪(MP消費半減)装備
4.ウーランはバブルチェーン装備
5.ジャッジメントでストップ状態にされるので、シカリはリボン装備
→モンクは「ジャッジメントを構えた」が出たらパワーリスト(ストップ無効)に装備変更(間に合ったら)
6.防御破壊を使ってみる

後半攻撃が激化してからが正念場。
ケアルガでは回復が間に合わない状態に。
相手のHPが残り3粒でこちらのエクスポーションが8つに。
アンチ(HPとMPを逆にされる)連発が厳しく、エクスポーション使用のガンビットが発動→無駄遣い。
また「ペトロプレス」の石化の回復にも追われ、攻撃回数も減。
ヤバそうなので、しぶしぶエスケープ。

また対策を練る。
1.エクスポーション使用のガンビットを切る
2.シカリにデモンズシールド(ダーガ吸収)

なんだかんだで、討伐完了。
ヤズマット討伐の権利を得る。
次どうしよっかなー。
 

【ジョブ】
ヴァン…シカリ
バルフレア…モンク
フラン…ウーラン
バッシュ…ブレイカー
アーシェ…白魔導士
パンネロ…黒魔導士

黒魔の普段使いが強すぎて、打撃系が常に霞んでいる罠。
弱点を突くと普通にダメージが10000越えるし。
打撃は連撃を期待していたが、あまり出せず。
連撃が出ない要因…
1.HPが少ない程連撃は出やすくなるが、戦闘不能になると面倒なので、別に低くしていない
2.連撃の発生率を上げる「源氏の小手」を装備出来るのが、ブレイカーしかいない

モブ討伐進捗…イクシオン、リンドヴルム、キングベヒーモスを倒しました。

キングベヒーモスは、モンク、ブレイカー、白魔導士で挑みました。
前回(レベル50)はダメージを1回5000くらい食らっていたので、対策を練りました。
1.レベルを70まで上げる(どうせヤズマットと戦うから)
2.バブルチェーン(HP2倍)を白魔とブレイカーに装着
3.キングベヒーモスは回避無視なのでブレイカーの盾はシェルシールドに
4.プロテスとシェルを常時かける
5.回復は白魔に任せる(ピンチの時や、プロテスのかけなおしを急ぐ時はモンクらのエクスポーション)

途中魔法障壁により、物理攻撃が効かなくなるので、アレイズ×2をかけて解除。→ケアルガも使うため白魔のMPがジリ貧に。
ハイエーテルを使いきったところで、ブレイカーからアスピルで吸えば良かったと気付く。
終盤はエクスポーションも使いきり、回復はモンクと白魔の2人体勢。

残りはヤズマットですが、これって魔神竜を倒さないと依頼されないのね。

気が向いたらチャレンジしよう。
つか、倒せるかなー。
 


帝国軍による何度目かの遠征。
湿地帯を進むこと数日。行軍が続いていた。
12月も半ばを過ぎて、天候は頗る悪い。
そんな中、帝国兵セリス・シェールは湿地の真ん中で独り、途方に暮れていた。

「皆、どこにいるの?」
 セリスは大きな声で叫んだが、空しく、自らの声だけが響いた。
サーッという雨音が聞こえるだけ。
周囲は雨と霧に包まれ、気温は数時間前より大分下がっている。
息は白く、手がかじかむ。
呼びかけに対して返事はなく、誰にも届いていないようだった。
「どうしよう。」
完全に皆から逸れてしまったんだ。
途方にくれ、ただ、何か手がかりが掴めればと、当てもなく彷徨う。
が、雨がますます強くなるだけで、解決の糸口が掴めることは無かった。
(はぁ。)セリスはため息をついた。

グルルルル

突然うなり声がして、慌てて周りを見渡した。

モンスターだ!
5体もいる。

はぐれた事により冷静さを欠いて、状況の判断を怠ってしまった。
いつの間にか、危険な魔獣の潜む地域に入り込んでしまったようだ。
(この魔獣は…今の私では勝つことは、難しい。)
セリスは思った。
本来なら退却すべき相手だが、最悪なことに囲まれてしまっている。
数匹は倒さなければ、逃げだすきっかけすら得ることも出来ないだろう。
じわじわとにじり寄る魔獣。
セリスにはその様子を睨み付けることが、精一杯だった。


「ブリザド!」
セリスは魔獣に向けて、渾身の力を込めて魔法を使った。
それが今のセリスに出来る最大限の攻撃だった。
魔法を受けた魔獣は一瞬仰け反った。
が、次の瞬間には頭をぶるりとさせ、復帰してしまう。
(私の魔法では1匹すら倒せない。)
絶望感が胸を過ぎった。

仲間とはぐれ、状況の判断を誤った代償は大きかった。
MPはもうすぐ底を尽く。
打撃に強い生物だ。剣では歯が立たないだろう。
エーテルはとうに無く、残るのはポーションが1つきり。
敵はまだ5体もいる。
絶対絶命。
八方塞がりな状況に、セリスは焦ることしか出来なかった。

そこへ、

「ブリザラ!」

背後から、魔法を唱える声がして、同時に魔獣を大氷塊が覆った。

聞いたことのある声だと感じた。

どぅん、とあれほどセリスが苦戦した魔獣が、いとも簡単に倒れた。
セリスは直ぐに後ろを振り返った。
魔法を放った人物が立っている。

ケフカだ。

ケフカは倒した魔獣をすり抜けて、こちらに走り寄り、二人は背中合わせになった。
「ここを乗り切るぞ。」
ケフカは短く言った。

「あ、あの…。」
セリスは今の状況を理解しきれず、ケフカにおずおずと話しかけた。
しかし、
「敵から眼を離して良いと誰から教わった?」
ケフカは冷たく言い放たれてしまう。
その言葉にセリスははっと我に返り、正面の魔獣を見据えた。
「お前はアイツをやりなさい。」
ケフカはセリスの正面の1体を指差し、命じた。
「はい。」セリスは身が引き締まる思いで答えた。
「回復はしない。一気に蹴りをつける。いいな。」
「分かりました。」
「心してかかれ。」
その一言でセリスは目の前の敵に集中した。

 

敵を倒すことが出来、セリスははあはあと、息を切らしていた。
セリスにとってこの魔獣はやはり強敵で、戦闘不能に陥る寸前だった。
セリスが疲れて膝に手を付き俯いていると、不意に背中から温かい光を感じた。
ケフカがケアルをかけたのだ。
少し楽になる。
「ありがとうございます。」セリスは礼を口にした。
ケフカは言った。
「当然のことに過ぎない。MPが無いならポーションは残しておけ。」
ケフカの物言いに、セリスははい、という他無かった。

戻るのは無理だな。
方位磁針を確認して、ケフカはつぶやいた。
周囲は未だ濃霧に覆われ、徐々に夜が近づく。
「夜も明ければ、晴れるだろうが。」ケフカは雨にうんざりした様子で言った。
「迷惑を掛けて、すみませんでした。」
まさか、軍の中枢の役職にあるケフカの手を煩わせることになろうとは。
セリスは自分が情けなくなって、謝った。
セリスの言葉を聞くと、ケフカは振り向いて、ふんと少し鼻を鳴らした。
「次は命がないと思え。」
「はい。」
「易々と死なせる訳にはいかないからな。」
「え?」
「お前は魔導の力がうまく作用している、ルーンナイトだ。死んだら大きな損失なんだ。」
ケフカはそう言って、前方を指差す。
「あっちに、洞窟がある。いくぞ。」
ケフカはとっとと歩き出したので、セリスは急いで後を追った。
 

二週間前。

ケフカはある娘といくらかの兵を従え、焦土と化した町を歩いていた。
娘の名はティナという。
齢は十を少し過ぎた頃で、見た目はただの子供であったが、「普通」ではなかった。
娘の父親は幻獣、母親は人間。
幻獣と人間のハーフだった。
何故、その娘とここにいるのか。
この町は帝国軍との戦の前線に位置する。
戦況はまだ結しておらず、小競り合いが続く。
娘が使う魔法。
その力がどれ程、敵に通用するのか。それを試すためだった。

まずは帝国の小隊と合流すべく、状況を把握している小隊長を目的に歩く。
歩を進めるに連れて、徐々に周囲は騒がしくなる。
傷を負った者とそれを気遣う者。
帝国兵たちの会話が耳に入る。
重症を負っている一般兵がいる。
「おい、大丈夫か?」「ポーションを使え。」
「あともう少しだ。頑張れ。」
彼らの会話を、娘はちらちらと見ていた。

「あ、ケフカ様。」
小隊長がこちらに気づき、声をかけてきた。
「酷い有様だな。」ケフカは辺りを見回した。
煙が立ちこめ、家々は崩れている。
帝国の兵はもちろん、巻き添えになった一般人がちらほら倒れている。
「ゲリラです。あいつら大人しくしていれば良いものを。」
小隊長は舌打ちをした。
「怪我人が多数出ているようだな。ここは我々の隊に任せ、救護にまわって良い。」
ケフカは言った。
小隊はかなりの深手を負っている。
それならば自分が連れてきた隊と役割を入れ替えた方が良いと考えた。
「いや、そういうわけには。」
小隊長は少し拒んだ。
しかし、
「戦況は変わった。臨機応変に動いた方が良い。」
ケフカがそう言うと、小隊長はあとは頼みましたと声を発し、その場を去った。
 

ケフカは小隊長が退いた帝国軍の最前線にて、出撃の準備を始めた。

傷つき倒れている帝国兵たちに紛れて、跪いて泣いている女がいた。
傍らには一軒の全壊し無残な姿となった、家。
おそらく女の物だろう。
身内の者も死んだのかもしれない。
ケフカを初め帝国の者は女に視線を送るが、
女は彼らに気付くことなく、嗚咽を漏らし続けていた。

ケフカらが女の傍らを通り過ぎようとした時に、不意に娘…ティナが立ち止まった。
何事かとケフカは思い、つられて歩みを止める。
ティナが口を開いた。
「あの人は、大切なものが壊されて悲しいので、泣いているのですね。」
ティナは憐みの表情を浮かべていた。

ケフカは思わずティナを凝視した。
それまで許可なく口を利いたことが無かったからだ。
「かわいそうです。」
ティナは同情を口にした。
「……余計なことを気にするな。」
ケフカは娘の言動を諌めた。

ケフカは冷静にティナの言動を諌めたが、内心驚いていた。
幻獣と人間のハーフである娘。
それが自分とは無関係の人間に対して「同情」を顕にしたこと。
自らは実験体や兵器のような物として扱われてきたにも関わらず、
人間らしい感情を持っていたことに。

ケフカの隊はおおよその予定の地域に到着した。
ものの数分で思ったとおり、数人の敵兵が現れる。
無論、通常子供一人で相手出来る数ではない。
「あそこは、お前に任せる。時間が掛かっても良い。倒してみよ。」
ケフカは命じた。
娘を見守りつつ、危険が及べば助けるつもりでいた。

ケフカの命令を受け、ティナがおずおずと進み出る。
そして魔法の詠唱を始め、その小さな口が「ファイア」と唱えた。
その瞬間、一人の敵兵の体が爆炎に包まれた。
「ぎゃー」
と叫び声が響き渡る。
その力に幻獣と人の差を見た気がした。
あっという間に、一人が倒れ、一人、また一人とティナは着実に倒していく。
わずか数分で、敵は恐れをなして退いた。

隊に合流するために戻ってきたティナには、大した怪我もなかった。
しかし、その表情は憂鬱その物だった。
「どうした。」ケフカは声をかけた。
ティナは首を少し振った。
人の焼ける臭いがする。
その焼け焦げた死骸は、たった今ティナが作ったものである。
無理も無い。子供なのだ。ケフカは思った。

「戻るぞ。」
ケフカはそれだけ言った。

ティナは帝国で実験体であり兵器のような物として扱われ、教育されてきたが、
周囲の人間を見ているうちに、「感情」を知ったのだろう。

今の戦いにおいても、おそらく、本来の力の半分も出てはいない。
人を殺めることが「嫌」だったのだ。
しかし、それでもその力は一般の兵など問題にならなかった。

親と引き離されなければ、幸せに暮らせたのかもしれない。
それを奪ったのは、ケフカ自らを含む他ならぬ帝国だった。
我々は、あまりにも酷な事をしているのではないか。
そう思わずにはいられなかった。
 

前線から戻り、数日が経った。
ここはベクタ。
皇帝の間。
ケフカと皇帝が対峙している。

ケフカは皇帝に尋ねた。
「皇帝。あの娘をいかがするおつもりですか。」
皇帝は白く伸びた眉の間から、じろりと目を覗かせて口を開く。
「今更なことを言うな。ケフカよ。」
「はい。」ケフカは答えた。
「お前は先の地へ、何をしに行ったのだ?」
皇帝の語気は強かった。
「…。」
無論、あの地にはティナの力を試すために赴いたのだ。
それは即ちどういうことか。
ティナを帝国の兵器として使うためである。
分かっていたことだ。

ケフカは、自分が娘の身を案じていた事に気がついた。

ケフカは負い目にも似た感情を抱き、皇帝の目を直視出来ない。
皇帝は全てを見透かしたような顔をしている。
いや、そう見えただけかもしれない。

皇帝は続けた。
「魔導の人間への転用は可能になった。娘は素材としての役割を終えたのだ。」
皇帝の発する威圧感と緊張が重く、ケフカは知らず知らずの内に手の平を握った。
「そう。素材として用済みだ。ならば、この娘も始末するか?サマサの連中の様に。」
皇帝は薄く笑って言った。
ケフカの体がギクリと反応した。
悪夢のような光景がフラッシュバックする。

数年前、サマサの魔導士たちは帝国の魔導の研究のために、ベクタに連れてこられていた。
一通りの実験が終わり、成果は得られた。
ケフカたちは彼らの拘束を解いた。
その時だった、彼らは一斉に暴れだした。
帝国の研究所内で蜂起したのだ。
サマサの誇り高き魔導士たちは帝国に力を貸すことを良しとしなかった。
人知れず研究成果の破壊とシドの殺害、幻獣の解放を企てていた。
彼らは常人には無い力を持っていたが、数で上回る我々に適うはずは無かった。

魔導研究所の長であるシドは、あっという間に屈強な兵たちに守られ、難を逃れた。
重要な機材や幻獣の檻も一瞬にして守られ、サマサの魔導士たちはそれらに近づくことすら出来ずに、
次々と息絶えた。
全てが終わり所内には鉄の様な匂いが立ち込める。
赤い、赤い光景。
我々は守るべきものを守った。
それなのに、剣を抜く音、怒号、悲鳴、憎しみに満ちた目がいつまでもケフカを捕えて離さないでいた。

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