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ケフカについて書きます。二次創作あり(文章) 小話「数年前121~123」更新しました。(2015年8月9日)
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「休みはどこかへ?」隣席のレオにケフカは聞いた。
「ええ、実家に顔を見せようと思っています。ベクタの郊外なので近いのですが、家の者とは2年程あっていないですし、
特に母親が寂しがっているみたいで。」
レオはそこまで言って気が付いた。
セリスは孤児院出身だった。
「すまない、無神経だった。」
セリスは何気無く聞いていたが、レオは謝る。
「良いんです。実の親の記憶は殆どありませんし、シド博士がいますから。」
セリスが明るく答えたので場の雰囲気が和んだ。

セリスは幼い頃に両親を亡くし、ベクタの孤児院で育った。
物心つくまえにシド博士の元に引き取られ、それからは魔導研究所、帝国軍がセリスの家だった。

「明日は?」
ケフカが聞くとセリスは答えた。
「博士の植物園の手入れを手伝うつもりです。この間は途中で用が出来てしまって終われなかったから。手入れが終わったら買い物に行く予定よ。」

「お待たせしました。こちらがワインです。」
注文したワインや飲み物と幾つかの料理が運ばれてくる。
ケフカはワインの栓を開けて、レオにグラスを持つよう促す。
「注ごう。」
「すみません、ありがとうございます。」レオは言った。
「お疲れ。」
グラスを掲げて、ワインを口にする。
「あー美味いですね。」レオは言い
「ああ。」ケフカは答えた。
各々が食事に手をつけ、杯を進める。

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