ケフカについて書きます。二次創作あり(文章)
小話「数年前121~123」更新しました。(2015年8月9日)
魔導適正検査から約3ヶ月経った休日。
ウィリアム、フィリップと私は、博士に呼ばれ、研究所を訪れた。
博士の部屋に招かれる。
「休みに呼び立ててすまないな。」博士は言った。
「博士、今日は?」誰かが問う。
「今回、君たちを呼んだのは他でもない。頼みがある。」
博士は真剣な表情をして言う。
普段とは異なる緊張感に、我々は次の言葉を待った。
「単刀直入に言う。魔導注入実験に協力してもらえないか。」
我々は博士の言葉に衝撃を受けたが、博士は続けた。
「理由を話そう。」
「数ヶ月前から、人体での魔導注入実験を始めている。その中で我々は改良を進め、人体に魔導を定着させることに至った。魔導注入により、帝国軍魔導戦士足らしめる能力が与えられるということを、君たち、軍の人間で立証して欲しいのだ。」
博士は言った。
「先に実験を受けた者は、今は他の場所にいる。願わくは君たちに協力して欲しい、が…すぐに返事をするのも難しかろう。」
博士はそう言った。
博士は人体へ注入実験が始まっているという新たな事実を明らかにしたが、
それには触れずに、博士は一気に話した。
返答は3日後となった。
突然の申し出に衝撃はあったが、我々にとって考える時間は3日も必要は無かった。
所内の廊下を歩きながら、話し合う。
博士の志に賛同し、我々が帝国軍魔導戦士の礎を築こう
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