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ケフカについて書きます。二次創作あり(文章) 小話「数年前121~123」更新しました。(2015年8月9日)
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ケフカが「少し歩くが良いか。」と言って数分経った。
ここはベクタの大通りから一本逸れた通り。
空は濃い群青色になっていて、明るくは無い。
夕食には少し遅い時間。人通りは少ない。

ケフカは口数が少ないような気がした。

やはり、帰ってきて早々に訪ねるのは非常識だったかもしれない。
私は少し後悔していた。
ケフカは口を開いた。
「…つき合わせて悪いな。」
「いえ、そんなことは。」
思ってもいないことを言われ、私は慌てて答えた。
「店はどの辺にあるのですか?」
「そこを入った所さ。」ケフカは言った。
「この辺は良く?私は初めて来ました。」
「ああ。この辺りは知り合いも来ないから落ち着くんだ。」
ケフカは言った。

[外で誰かと食事をするのは久しぶりだ。]
ケフカは独り言のように呟き、思い出そうとしていた。

通りは城内とは違って閉塞感が無い。
ケフカの言うとおり軍の関係者は一人も見なかった。
雑踏に紛れているのが心地良い。

 

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