ベクタの建物が見えてくる。
ケフカは、1か月間に及ぶ遠征からの帰路にあった。
重い荷物と、疲労を抱えて黙々と歩く。
今回の遠征は準備期間が短かった。
ケフカは前回の遠征から戻って、わずか1週間で今回の遠征に出発した。
ようやくそれがひと段落したのだ。
今日ベクタに戻る隊の者の多くは、これから休暇を取るだろう。
ベクタ城内。日が少しずつ傾いて、窓に西日が入る。
ワイワイとくつろぐ兵達を尻目に、ケフカは一人自室に戻った。
ケフカに休暇を取る時間は無かった。
前回の遠征も含めて約4か月の間、ケフカは目の回るような日々を過ごしている。
今日もベクタに戻ったら溜まっている書類を片付けなければならない、と思っていた。
何せ今日中に、作成した書類を皇帝に渡し、許可を得なければ多くの軍務が滞ってしまう。
(そもそも皇帝が無理なスケジュールを組んだのが原因なのだが)
しかし、軍務が滞るのは避けたい。
時間が気になって、歩きながら懐中時計をちらりと見る。
既に午後4時を過ぎようとしている。
ケフカは舌打ちをした。
最悪なことに、皇帝は6時を過ぎると書類に目を通さないことが多い。
もたもたしていたら間に合わない。
ケフカは早足で、部屋へと戻った。
部屋に戻り、まずは荷物を置く。それから上着を掛け、荷を解いていった。
遠征に持っていった大きめの鞄には、土埃がかなり付着している。
外で払ってきたのだが、取りきれなかったらしい。
戦地へ行くのだから汚れてしまうのはいつもの事だが、今回は酷いと思う。
期間中に何度も雨に降られたせいだ。
気に入っている鞄であった。
(このままでは傷んでしまう)とケフカは思い、手入れ用の道具を取ろうと一瞬棚の方へ振り向きかけた。
(…いや)
ケフカは思い直す。
鞄の手入れなど、流石に今することではないだろう。
遠征が終わり気が抜けたのか、それとも流石に疲れているのか、集中力がまるで無い事に気付く。
今日書類が出せなければどんなことになるか。
ケフカは気分を切り替えようと少し首を振る。
取りあえず、鞄から必要な物を取り出そう。
そう思い直して、ケフカは鞄を開けるために、しゃがみこんだ。
その時。
バサ
不意に視界が狭く暗くなる。
しゃがんだ反動で、髪の毛が顔の前に流れたのだ。
そうだ、今日は髪を結っていなかった。
ケフカは思い出した。
髪を結っていない理由は1つ。
使っていたリボンが、遠征での戦闘中に使い物にならなくなり、仕方なく捨ててきたからだ。
ケフカはいつもであれば、替えの1つは持っていく。
しかし、今回の遠征は出発前の時間があまりにも慌ただしかったため、持っていくのを忘れていた。
リボンが無いので、当然遠征先で髪を結う事は無かったが、伸びる前はそれほど気にならなかった。
もっとも、遠征の後半にはかなり伸びていたので鬱陶しいと感じていた。
元々、ケフカの髪は癖がなくサラサラとしているため、結っていなければ顔を下げた拍子に前に落ちてくる。
そんな事情で、顔を始終下げているデスクワークをする時は、リボンが必需品になっていた。
今はただでさえ集中力が無いのに、リボンが無ければ鬱陶しくて仕事にならない。
ケフカは予備があるはずと立ち上がって、棚を探しだした。
しかし、あると思っていた箇所には、見あたらない。
ケフカは少し考え込み、思い出す。
(…しまった。)
そうだった。
前回の遠征の時に替えが無くなっていて、その時に気付いていたのに、
忙しさにかまけて買わなかったのだ。
ケフカは後悔した。
リボンは手元に1つも無い。
髪の毛が邪魔なまま、作業を阻害しそうだ。
思えば最後に髪を切ったのが、いつだったかすら記憶にない。
遠征に行く前に軍内の理容室に足を運んだが、あいにく理容師が急病にかかったとかで、
しばらくの間閉鎖すると張り紙が張られていた。
ケフカが髪を切れる日は、その日しか無かったので、仕方なくベクタ市街に向かう。
しかし。
1件目臨時休業。
2件目予約でいっぱい。
3件目どう見ても出てきた客の髪型が失敗している。
4件目店内で待っている間に牛が侵入した。
等、絶望的に理容院運が無く、ケフカは仕方なく髪を切るのを諦めた。
帰りしな、夕日をバックにカラスに鳴かれたのを思い出す。
(あれは時間の無駄だった。)
ケフカは思い出したが、落ちてくる髪を気にしつつ、荷物から必要な物を取り出す。
物を取り出し終えて、再び時計を確認する。
4時40分前。
いつもなら5分もしないで終えられる作業が、今回に限って30分近く経っている。
リボンを探したのが間違いだった。
(まずい。)ケフカは焦りを感じていた。
とにかく書類を作らなければ話にならない。
ケフカは席に着いた。
~数分後~
「……。」ケフカはいらついてた。
既に髪が鬱陶しい。
長くなり量が増えたせいで、耳にかけていても、顔を少しでも動かせば落ちてくる。
後ろも酷くうざったらしく、首元が暑苦しい。
おまけに西日が窓から入ってきて、カーテンを閉めているのにも関わらず背中が暑い。
「ハァ…。」
あまりの集中出来なさに、爪をカツカツと鳴らす。
仕事の進まなさにイラついていると、
コンコン。ノックの音がした。
「郵便でーす。」
不意の訪問者。
ケフカは立ち上がり、ドアを開けた。
下位の兵が立っていて、何通かの手紙と小さな箱を持っている。
「ケフカ様、郵便です。ここにサインを。」
兵は言った。
ケフカはサインし、郵便物を受け取った。
手紙は分かるが、この箱は何だ。
あて先を確認する。
しかし、どういう訳か名前の箇所が殆ど消えて見えなくなっている。
ただ、頭文字が辛うじて「C」であることは分かった。
届け先は、この建物のこの階で間違いは無い。
郵便係がここに持ってきたのだから、自分宛てだろうとは思う。
品名は「雑貨」としか書かれていない。
箱は5センチくらいの大きさで、重さはごく軽い。
手がかりを探そうと、箱を裏返すと、垂れ耳犬のシールが張られていた。
この犬は…。
見覚えがある。
おそらくベクタ郊外にある雑貨店のシンボルだ。
以前、店の前を通った時に、その犬の看板が飾られていたのを見た。
その時、この犬がガス○ラ皇帝に似ていると思ったのだ。
ケフカ自身は、あの店で何かを買った覚えは無いが、単に記憶がないだけかもしれないとも思っている。
実際リボンの件で、ここ数か月の記憶がかなり抜け落ちていると実感していた。
取りあえず、箱の中が気になる。
少し振ってみても、たいして音が鳴るわけでもない。
思い出せないが、ケフカは開けてみることにした。
ケフカは、万が一、箱が他人宛だった時のことを考え犬のシールを丁寧に剥がし、
包装紙をきれいに取り去る。
そして箱を開けた。
目に入ったのは、
【ウサギの飾りが付いたピンク色のリボン(白フリル付)】
「ぉぉ…」見慣れない物に、ケフカは若干たじろいだ。
これは絶対に自分が頼んだものではない。
確信出来る。
ふわふわのうさぎが付いたピンク色のリボンである。
ケフカは箱を開けたことを後悔した。
正直、見なかったことにしたい。
リボンの主に見当が付いていた。
これを買いそうな人物で、この階に部屋があり、かつ頭文字が「C」。
そんな人物は一人しかいない。
セリスだ。
そもそも、この建物に女性はセリス1人しかいないし、
(男が買っている可能性も無くは無いが)、この階で頭文字が「C」なのは自分の他にセリスしかいない。
ケフカには、このリボンがセリスの物だと分かったが、引っかかる物を感じていた。
(このセンス……。)
10代も後半になるのに、うさぎのボンボン…。
これがセリスの趣味なのだろうか。
少なくとも、普段こんな物を付けているセリスは見たことが無い。
部屋で一人でいる時に付けるつもりなのだろうか。
小さい子供ならまだしも、このうさぎは流石に無いのではないか…。
いや、待て。
これを付ける事で戦場のストレスが発散出来るなら…
それならば仕方ないか…
…
…
…
…
何分か思い悩んで、ケフカは我に返った。
駄目だ。
余計な事を考えている場合ではない。
慌てて時計を見る。針は5時を回っていた。
うさぎ恐るべし。
また時間を使ってしまった。急がなければ。
ケフカは取りあえず、セリスのうさぎリボンを箱に戻した。
包装するのは後にしよう。と思う。
ケフカは再び机に向かい、作業を始める。
壁掛けの時計の秒針が、チッチッ…と鳴る。
髪の毛の状況が改善されたわけではない。
かき上げても、かき上げても落ちてくる、髪。
すぐに集中が途切れ始める。鬱陶しい。
髪さえどうにかなれば、作業が進むのに…。
ちらり。
と、リボンの箱が目に入る。
悪魔の誘惑が聞こえる。
そもそも、この事態で待ち望んだリボンが届くなんて、考えられるだろうか。
それならば寧ろ、このリボンはセリスの物ではなく、俺の物なのではないか。
…。
いや、駄目だろう。
何を考えているんだ。正気に戻れ、俺。
あれはセリスの物だ。
考え直して作業に取り掛かるが、無情にも時間は1分、5分…と経っていく。
針は進めど作業は殆ど進まない。
(…。)
ガバッ、ケフカは顔を上げた。
(すまない、今だけ貸してくれ!)
ケフカは心の中で叫んで、遂にうさぎリボンの箱に手を伸ばす。
箱を開け、フワフワのうさぎ部分を掴んで取り出す。
思ったよりも長いピンクのリボン。
ケフカは慣れた手つきでスルスルと髪を結い上げ、ウサギの部分は顔が上になるように固定した。
「ふぅ。」
結いあげて、顔や首周りがすっきりし、晴れやかな気分になる。
これで、髪の毛が落ちてくることもないだろう。
ありがとうセリス!
ケフカは感謝した。
机に向かうと、仕事は嘘のようにはかどり始めた。
20分後。
ケフカは書類作成に集中していた。
黙々と、さっきの10倍以上のスピードで書き上げている。
残り時間は40分弱。
書類はあと1枚。これなら十分間に合う。
コンコン。また、ノックの音がした。
「セリスです。」
セリスは今回の遠征には参加しておらず、留守番をしていた。
会うのはひと月ぶりくらいだろう。
「開いている。」
ケフカは集中していたので、顔も上げずに言った。
失礼しまぁす。セリスは言い、部屋に入ってきた。
「どうした。」
「聞きたいことがあって。」ケフカが聞くと、セリスは言った。
「少し待ってくれないか?5分もすれば、めどが付く。」
「分かりました。」
そう言って、セリスはソファに座った。
(ケフカ、忙しそう。)
セリスはソファに座って、ケフカを見た。
黙々とペンを走らせ、かなりの早さで書類を書いている。
(集中してる。邪魔してはいけないわ。)そう思った。
そんなケフカの様子を見ているうちに、ふと、リボンが目に入った。
ケフカの付けているリボンがかなり長く、顔を動かす度に、ゆらゆらと揺れている。
(あんなに長いリボンなんて、使っていたかしら。)
セリスは気になった。
なんとなく気になって、改めてよく見てみると、白いフリルとピンク色が目に入る。
(うわぁ)
ケフカは気付いていないが、セリスはかなり複雑な表情をした。
(何であんなリボンを…)セリスは思った。
白いフリルでピンクのリボン。
一般的に考えて、30過ぎた男性が使う類のリボンでは無い。
ましてや、ケフカは軍人であり、それなりの地位にあるのだから、
フリルとピンクのリボンなど、あまり付けない方がいいと思うのだが。
(かくいう私も部屋にはあんなリボンがたくさんあるけど。でも…。)
セリスは考えてしまう。
(でも、ケフカはどうしてあんなリボンを買ったんだろう?)
すぐにでも問いただしたいところだが、真面目に仕事をしているので今は口に出せないし、
仕事していなくても聞いていいものか迷うところだ。
ただ、ケフカから発せられる違和感がスゴい。
コンコン。再びノックの音がした。
「郵便でーす。」
「私、出るわ。」
セリスが立ち上がろうとすると
「いや、今終わったから、俺が出るよ。」ケフカが静止する。
「うん、わかったわ。」
ケフカが既に立ち上がっていたので、セリスはケフカを見送った。
ケフカがドアの方に向かう後姿。
セリスはリボンを確認しようと、ケフカの後頭部に目を向けた。
「え?」
セリスは一瞬で顔が赤くなるのを感じた。
あのうさぎのリボン……。
…あれは私がおととい頼んだもので、今日届くはずのじゃない。
なんで、ケフカが付けてるのよ。
セリスが拳を握りしめ、それがワナワナと震えだしたが、ケフカはまだ気付いていない。
「今日は手紙が多いなー。」
手紙を受け取ったケフカは余裕の表情で、のんきに呟いた。
「ケフカ。」
顔に闇を纏ったセリスが低い声で言った。
「何だ?」
ケフカはこちらを見る。
「…その、髪を結ってるのは…、何?」
セリスは冷えた顔をして言った。
ケフカは一瞬何のことか分からず、セリスの顔を見つめ直す。
目が合う。セリスの目が光る。
「あっ!」
ケフカは気付いて声を上げ、頭のリボンに手を当てた。
「これは、…。」
ケフカはそう言って弁明をしようとする。
30秒後。
ソファに小さく座っているケフカと仁王立ちしているセリス。
「いったい、どういうつもりですか?」
セリスは問いただした。
ケフカには今のセリスがヒルギガースくらいの大きさに見えている。
さすが女性とはいえ将軍を務めているだけのことはある、威圧感が違う。
と、ケフカは思う。
ケフカは、かくかく云々と…説明(もとい言い訳)を始めた。
1.今、6時までに皇帝に提出しなければならない書類を作成していること。
2.作成するために集中しなければならなかったが、髪の毛がとにかく邪魔ではかどらなかったこと。
3.そもそも髪を切る時間が無かったこと。(理容院の件は割愛した)
4.おまけに髪を結うリボンも無かったこと。
5.本当に仕方なく、今日偶然届いたリボンを借用してしまったこと。
等、切々と訴える。
一通り説明をしてケフカは「すまない、買って返す…。」
と言ってリボンをスルリと外す。
緊急だったとはいえ、冷静になって勝手に借用した事を反省し、凹んでいるように見える。
セリスは呆れたようにため息をつく。
とにかく、色んなことがたくさん重なって、
よりにもよって今日ケフカの所にリボンが間違って届けられてしまったようだ。
そういえば、ケフカが遠征に行く直前に皇帝に無茶振りされていたことを思い出した。
かなり忙しかったことは間違いない。
「そこまで聞いたら怒る気も失せちゃった。」
一通り事情を聴いたセリスは、ヒルギガースではなく、いつものセリスに戻っていた。
「リボンはわざわざ買って返さなくても大丈夫よ。見られたのは恥ずかしいけど。」
返して。
ケフカの手から見えているうさぎのボンボン。
セリスはそれを見られたのが今でも恥ずかしい。
「本当に助かったよ。」
ケフカはそう言って、セリスにリボンを手渡した。
リボンが無ければ作業ははかどらず、間に合わなかっただろう。
「6時までに出さないといけないなら、そろそろ行かないといけないんじゃ…?」
セリスは言った。
気が付けば、6時まであと10分しかない。
ケフカは「あ”」というような声を上げた。
「行ってくる。そうだ、聞きたいことがあったと言っていたな。戻ってからでも良いか?」
ケフカは言った。
「良いわ。」セリスは言う。
「分かった。待っててくれ。」
ケフカは部屋から出て行った。
ケフカが出たのを見送って、セリスは一度自室に向かう。
スケジュール的にケフカは明後日の月曜日までは忙しいだろう。
リボンが無ければ不便だろうから、持っているリボンを幾つかあげようと思う。
人がいなくなったケフカの部屋のカレンダー。
カレンダー上は11月19日ケフカの誕生日を示していたが、
それに気付いたのは、夜2人で食事をしている時だった。
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ケフカ様、お誕生日おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。
今年はバッチリ間に合いました。
書いてる時は割と楽しかったんですが、後で読んだらあれかもしれないのは気にしない。
まあ、良かった良かった。
時期的なネタが一切浮かばなかったので、
結局「郵便が間違って届く」というあるあるネタから勝手に考えました。
それで誕生日に色々重なったけど、結果良かったねー的な。
個人的にはテンパってなんかおかしいケフカ様を書いてみたかったので、満足。
集中力途切れると辛いよね的な。
暗くなくて重くない話にしようと思ったら、ケフカ様が地味にドロボ○的な感じになって、サーセンみたいな。
ちなみにケフカ様の頭文字「C」は日本版を採用しました(Kefkaは北米版)
ケフカ様の髪質は俗にいう猫っ毛なイメージ。
もうサラッサラ。
ていうか、あの世界の人は何で髪を結ってるんでしょうかね。
よく分らなかったので調べたのですが、ゴムはなんか20世紀になってかららしいです。
取りあえず、リボンということにしました。
個人的にセリスのイメージって、やっぱり乙女趣味つうか、かつ微妙に趣味悪そうというか。
そこが可愛いというか。
何はともあれ、おめでとうございます。
ケフカ様ご生誕の日(11月19日)がもうすぐなので、お祝いの小話を考え中です。
ネタ探しに11月19日が他に何の記念日なのか調べたんですが、
・・・世界トイレデーとか農協記念日とかさー。
まあ皆さんが11月19日はケフカ様生誕日と知ってたので、
地味めな記念日を制定したんだと思いますが。
まったく、俗世ってあれですわ。
妖星乱舞第4楽章の静かな箇所を聞くと、
どうしても生まれつきの悪には思えないんすよねー。
生まれつきならあの悲しげなフレーズは入れなくてもいいだろうと。
震えるようなフルートっぽい音とかさ。
病んだ人間の気持ちなんか他人には分からないよなーと思いつつ、
植松様の仕事は神と思います。
ケフカ様が元々いい人であってもなくても別にいい件。
ケフカ様はセリスの代わりに実験を受けた説は、
それはそれでそういう設定でも別に構わないですが、そうじゃなくても良い。
少なくとも持ってる資料
(各種攻略本、ブイジャンプ1994年1月号~1995年12月号、緊急増刊ファイナルファンタジー6完全攻略、
とか)にはそういう情報は無かった。
あったらその資料欲しい。
で、聖典FF6のリメイクは(ry
書いといてなんだけど、落ちていく人を書くのは中々しんどい。
ケフカ様とセリスの関係を気付いている途中は結構楽しかったですが。
続きが読みたいんで頑張ります。
久しぶりに聖典FF6のサントラを通しで聞いたら、世界観の広がりがやっぱりすごかったです。
「目覚め」は帝国で操りの輪を付けられて殺戮しまくっていたティナが、
ナルシェで記憶を失った状態で目覚めるシーン。
ティナに内包されている力や過去が、隠されて見えず、明らかになっていない状態で目覚める。
あそこでティナが目覚めて、物語が始まるわけですよ。
エドガー、マッシュのテーマも、王族って感じの威厳があって好きだし、迷いの森も雰囲気あって良い。
セリスのテーマは女の子らしくて良いし、ティナのテーマもいい。
ティナのテーマは何となく、女性っぽくない感じがする。
あの飄々とした曲調から、ティナは元々男キャラだったと言われると何か納得できる。
運命のコインも良かった。マッシュを外に出すために、自ら王になることを選ぶエドガーですよ。
あと、やっぱりアリアは色々曲解しちゃうと楽しい。
仲間を求めても鳥肌。
絶望から立ち上がったセリス達が、かつて一緒に戦った仲間を探すわけですよ。あーぐっときますね。
妖星乱舞ってタイトルがやっぱり、ラスボスケフカ様を相手にしているって感じがしていいっすよね。
全楽章が怖いんす。
蘇る緑はケフカ様いなくならないと流れないので、寂しいですけどね。
密かに結構前にFFネットワーク様に色々登録させていただきました。
やっぱ一人で書き続けるよりはモチべ上がるよね。
うだうだプレイしてたら今更な感じに。
やっと混沌の果てにチャレンジ。
最後のデスペラードカオスはHPが12万5698。
一応、パーティー5人掛りで倒しても良いのですが、
レベル100のキャラクターがケフカ様とティナだけということもあり、やっぱりケフカ様だけで倒してみようと試みる。
メモ
・ステータス
HP 9970
BRV995
・空中ブレイブ攻撃
アルテマ、ばらブリ、くねファイ
・空中HP攻撃
トライン、はかつば
(地上もつけてたけど全く使わなかった)
・基本アビリティのアクション
基本動作のアップ系は全部つける
回避系はマストで
あと落下速度アップを
・基本アビリティのエキストラ(★はつけて良かったもの)
カウンター攻撃
(不意打ち 無効化された)
EXクリティカルアップ
アンチEX
★対抗心(相手のBRVが3000以上の時クリティカルアップ)
不意打ち無効
★EXPをHPに
・アイテム
星屑のロッド(魔法+10%)
ルフェインバングル
ロイヤルクラウン
レインボーローブ
・アクセサリ
パワーリング(ダメージ+3%)
ハイパーリング(ダメージ+5%)
イヤリング(魔法ダメージ+7%)
かがやくトンボ玉(EXコア吸収量+10%、アシストゲージ維持時間-30%)
ガード前(1.5倍)
EXリベンジ前(1.3倍)
空中キープ(1.5倍)
30秒経過(1.2倍)
(独)イーファのしずく(残りHPが0の時BRVをHPに変換)
(独)ソウルオブサマサ(魔法ダメージ+3%、激突BRVダメージ+40%、追撃BRVダメージ+7%)
デスペラードカオスのHPは12万とこっちの10倍以上なので、ケフカ様お一人で戦う場合長期戦は必至。
EXリジェネの回復だと無理なので「EXPをHPに」をつける。
デカオのBRVは3000位なので「対抗心」をつけとくと、クリティカルがたくさん出て良い感じ。
EXコアは地上にあり、EX化が難しいですが、EX化の夢は捨てたくない的な意味で「かがやくトンボ玉」。
長期戦で負けるとモチべが下がるので、保険的でイーファのしずくを・・・。
ケフカ様はやっぱり魔法なので、魔法系アクセサリ(特にソウルオブサマサは外せない)をいっぱい。
あと普段使いの倍率アクセを。
装備を整える前に一回やられました(HP回復出来ず)が、二回目で勝利。
ケフカ様の対カオスは
難易度
Ddff<DFFUT<DFF ですね。
初代の辛さはトラウマレベルだったことを思い出しましたとさ。
初代はくねファイ、ばらブリはダッシュで弾けたしねー。
あと何しよっかなー。
いつの間にかケフカ様が遠くに行っちゃった感。
帰ってこれるかなー。
で、シドですが、
好きなもの 学問、瞑想
嫌いなもの 金、世俗事
趣味は新種の植物栽培、と、俗っぽくはない感じ。
昔からそうだったのか、後々に変わってきたのかとか考えるのが楽しい。
今回は学問は昔から好きで、瞑想は現実がいやになってきてから始めてはまったとか、
金、世俗事が嫌いなのは、権力を巡るあれこれがあったので嫌気が差した感じに。
あとはガストラに利用されることに嫌気が差しながらも、
帝国で確固たる地位についていて、もう後戻りが出来ないジレンマがあるとか。
つか、小話、全然完結しない件。
なんとか終われますように。
小話の続き、また書き始めました。
遅筆過ぎて年単位とかワラタ。
続き出来たらアップします。(色々あれだけど)
やはり植松様の妖星乱舞のお力はゴイスー。
あれを聞いたらどうしたって小物には見えないですよ、ケフカ様は。
DdFFのプレイ
あれから竜王のひずみで、狂乱の微笑みをゲットする作業をひっそり続けてたのですが、
なかなか取れないので、泣く泣く手法を変えました。(素材ドロップ)
↓取り合えず竜王のひずみで取れたもの
導かれし光×5、輪廻の闇×2、青年の夢×2、たまねぎ×3、うつろいの雲×3、ひとつの心×1、風のかがやき×2、
星の生命×2、通常弾×3、時の歯車×3、おしばいのチケット×4、祈り子の夢×2、栄光の勲章×2、
たぎる血×5、審判の門×4、裏切りの代償×4、背伸びパンツ×3、Jの悲劇×2、ブラスカのスフィア×1、
やられターメリック×2、ガルバナの花×3、サバイバルナイフ×1
第5層に専用武器の素材がランダムで入っている宝箱が4つあり、
そこまで行って取れなかったら、また戻るを繰り返しました。
(箱にLv120くらいの敵がいる)
上は59個あるので15周くらいしたことになります。
・・・、ってたいしたことないね。
でも体感的にホント取れなかったのよ。
流石に慣れたので相手のLvが120くらいでも大丈夫!
素材ドロップのやり方
1.上の素材アクセサリ(やられターメリック等)を装備させたゴーストとバトる
2.上を作るのに必要な素材がライズする
(例:やられターメリック=ラストエリクサー×3(+3500ギル)なので、ラストエリクサーがライズする)
3.ラストエリクサーを集めて、狂乱の微笑みを作成
4.ウマー
くっ・・・・・・なんて、簡単なんだ。
そんなこんなで、ケフカ様の聖なる武器、妖星乱舞があっさり出来ました。
まぁ、普段使いは星屑のロッド(魔法ダメージ10%アップ)なんですけどね。
妖星乱舞はバトル開始EX20%と火事場の力(瀕死時クリティカルアップ)で、
長期戦用なので使い勝手が悪(ry
あんま関係ないけど、くるブリ超強化されててワラタ。
激突も付いてるので結構好き。
色々集めていくと、やっぱりソウルオブサマサ(が欲しいのですが、
それには
イヤリング+ジェットエンジン+異界の書+3500ギル、が必要で、
ジェットエンジンを作るためにはパラメキアの至宝×3が必要だそうです。
イヤリングと異界の書とお金はあるけど、
最悪なことに、この素材は、013最後の戦いをクリアしないとドロップしないんだそうですよ。
013は前のディシディアですから・・・。
またやる気にはならないっす。
渋々ですがフレンドカードを探すことにします。
今のアビリティ
地上ブレイブ・・・くるブリ、くねファイ。
空中ブレイブ・・・アルテマ、くねファイ
地上HP・・・トライン
空中HP・・・トライン、はかつば
ばらブリが強化されても、アルテマにこだわりたい。
だってねぇ、魔法の神様だから、ブリザガよりアルテマでしょ。