ケフカについて書きます。二次創作あり(文章)
小話「数年前121~123」更新しました。(2015年8月9日)
セリスとケフカの隊の戦いは、帝国対マランダの勝敗を決める戦いとなった。
「魔封剣!」セリスは後方で援護をしながら指揮を執る。
ケフカは相手の魔法が封じられたのを確認し、唱えた。
「ブリザラ!」
ケフカの魔法は広範囲に及ぶ。多くの敵が倒れた。
接近戦となり、武器を無くした敵が破れかぶれに、ケフカに殴りかかる。
ドスりと鈍い痛み。身体に衝撃が走る。
「っつ」一瞬呼吸が止まるが、拳程度では致命傷にはならない。
「…きかないな!」
密接した敵を振りほどき、ケフカは魔法を唱えた。
「ドレイン!」
敵の体力を奪い、自らのものにする魔法。
不意に魔法を食らった相手はぐらりとよろめいた。
対照的にケフカのダメージは、まるで無かったかのように消え去った。
(動ける。)
ケフカはにやりと笑みを浮かべ、敵を蹴り倒した。
「今だ、いけ!」
ケフカは周囲を鼓舞した。
統率する立場にはなってはいるが、戦場に立てばやはり強い。
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