忍者ブログ
ケフカについて書きます。二次創作あり(文章) 小話「数年前121~123」更新しました。(2015年8月9日)
[83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


数ヶ月ぶりに大遠征が行われることになった。
皇帝を初め、将軍の面々ら、帝国軍幹部が顔を揃えている。
ここは作戦会議の場。
大遠征ともあって皇帝がイニシアチブを取る。
「セリス・シェール、以前マランダの遠征に参加していたな。」
皇帝は言った。
「はい。」セリスは答える。
「マランダ軍には、魔導師がいます。」参報が口を開く。
「魔導師か…。」面々の顔が険しくなり、セリスの方を向く。
皇帝は言った。
「「魔封剣」があれば、問題無いだろう。セリス・シェール、行けるな。」
「はっ。」セリスは言った。
「ケフカ、お前も近隣の隊を任せる。我々の魔導の力を思い知らせてやれ。」
「分かりました。」ケフカは答えた。
「常勝将軍。頼んだぞ。」皇帝はセリスを見て言った。

セリスは将軍になってから、華々しい経歴を樹立してった。
[常勝将軍]その通り名が示すとおり、セリスが指揮を執れば負けることはなかった。
誰もが勝利を疑いもしない。


数日後、マランダの戦場にセリスはいた。

負ける時は得てして予想外のことが起こる。

セリスが率いる隊は苦戦を強いられていた。

セリスの相手は、未知の敵かと思う程に強い。
相手の攻撃・魔法が強力だったわけではない。
その防御力が高く、一人を倒すだけで異常とも言える時間を費やざるをえなかった。
魔封剣で魔法を封じるよりも、一人でも多く早く倒すしかない。
セリスは魔法を封じる術を持ち、土地勘もある。
そんなセリスが指揮官であるにもかかわらず、自らが前線に向かわなければならないほど、隊は追い込まれていた。

 

PR
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
すまり
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) すまりのにっし All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]