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ケフカについて書きます。二次創作あり(文章) 小話「数年前121~123」更新しました。(2015年8月9日)
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戦いも終わり、我々は一息付いていた。
「魔封剣にもだいぶ慣れてきました。あの程度でしたら抑えられます。」
そう言ってセリスは髪をといた。
長い髪がなびく。
魔法を使う相手に対して、敗北を喫すことはほぼなくなっていた。
その要はセリスだ。
敵の魔法を防ぐことが出来るのは、帝国においてセリスしかいない。
「あれなら一軍を統率出来る。」ケフカは呟いた。
魔法の重要性が増していく中では、その存在は大きな物となるだろう。
「セリス」
「君を将軍に推薦しよう。」
ケフカが声をかけ、そのように言うと、セリスはぱっと振り向いた。


セリスがケフカに師事して、わずか半年。

「セリス・シェール、本日より将軍の地位に任ずる。」
帝国軍昇進式。
「は。」
顔を上げたセリスの顔は、誰よりも厳しく、他の新しく任ぜられた将軍たちに引けを取らなかった。
これまでの功績が認められ、史上最年少の将軍が誕生した。
「良かったな。」
式を終えたセリスにケフカは声をかけた。
「はい。」セリスは緊張から開放された様子で、頬がわずかに紅潮していた。
「これから忙しくなる。」
「分かっています。」
ケフカが言うと、セリスはしっかりと答えた。

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