5月2日にゲームシンフォニージャパン9thに行かせていただきました。
聴かれた方は本当に幸運だったんじゃないかと思えるような素晴らしいコンサートでした。
私は開演ギリギリ15分くらい前に着きました。
開場はスタッフの方がたくさんいらっしゃって、なんかこうちゃんとしてる感がありました。
座席の位置を確認してから、そういえば物販の気配がしないなと思い、スタッフの方に確認。
1階小ホールだそう。
そうなのかと思いそこへ。
…す、すいてる。
まあ何にも案内出てないしね。
そして無事テラバトルのCDを購入。そして握手サイン券もゲット。やったぜ。
そして会場入り。
って植松さんと指揮の志村さんがステージでトークしてるううう
ミスったー
蘇る緑でロックとセリスの曲が続くのは二人が出来てるって事だよね
出来てるっていうとあれだけど(笑)
みたいな感じの事を仰っていたのが何か楽しかったです。
で、その曲の被りについては当時は気づかれなかったとか。
あとは、どちらかの方がサントリーホールという音響の良い会場で、パイプオルガンで是非、妖星乱舞を演奏したい
と仰っていたのには、個人的に内心(わー聴きたいぞー)と大声援
で、そのお話を受けて、のんきにへーパイプオルガンがあるんだあ~
どこかなあ~
とか思ってたら真正面にあるあれがそうだと気付いて驚愕。
わあ、あんなにおっきい楽器初めて見たよと、驚いてしまいました。
お二人のお話を聞いていて、いやがおうにも期待が高まりましたね。
そして、いよいよ開演。
最初は真・女神転生if
あのパイプオルガンの音色が披露される。
うわあ凄い。重厚な響き。
音響の凄さも相まって涙腺をびしびし刺激する。
そしてメガテンの曲に特徴的なベース?のベンベンっていう音がすっげー再現されてる
これは期待して良いんじゃなかろうか。
次はかまいたちの夜
こちらもとても良かったです。
男性コーラスの方による
「こんや 12じ だれかがしぬ」
とか
女性コーラスの方による
「人殺し!」からの(ストックで)グサッ音
とか、ゲームをプレイしたことがある方ならすぐに分かる、有名なシーンの再現ですよ。
後者は主人公がヒロインにスキーのストックで喉をさされるバッドエンドですね。
2つの曲たちを聞いて、全体的にゲームの音を大切にした演奏だと感じ、その後に続く聖典FF6が楽しみで仕方が無くなりました。
なんかこう、良すぎてニヤニヤがおさまりませんでしたね。
そしていよいよ聖典FF6の交響曲!
あぁ^~
冒頭は1994年時CMから「Roaming Sheep」
この曲わたくし、恥ずかしながら存じ上げず…しかし素敵な曲。
(植松様のCD「Phantasmagoria」に収録されている方は存じ上げてたのですが、こっちは知らなんだ。)
「予兆」パイプオルガンの圧倒的な音色に痺れる。
嗚呼、始まるんだ…。
「戦闘」が原曲に忠実な感じにオーケストラとバンドが相まってとてもかっこいいいい
「霊峰コルツ~迷いの森~魔列車~獣が原~蛇の道」辺り
良かったです。
内心の「霊峰コルツ」キター感ですよ。
冒頭の♪デーデテ、デーデテ、デーデテ…から迫力が凄くて、今回聞けて良かったなと思いました。
魔列車は車輪の音や汽笛の音などかなり凝っていましたね。
そしてオーケストラで聞く「魔導士ケフカ」はとても艶っぽくて驚きました。
弦楽器のパートがたまらなく良かったです。
「決戦」のゴージャスさも驚きました。
(確か)オーケストラとバンドとコーラスが総動員で演奏されてて、めちゃめちゃかっこ良かったです。
そして最も楽しかったのが、オペラシーン
セリスとドラクゥとラルスの歌い手様によるゲームの再現!
セリスの方は本当にセリスっぽい!!
白いドレスと髪の感じ、なんか声もセリスっぽい!
花束を投げて下さったりとか、 もうセリスにしか見えない。
ドラクゥの方のコミカルな動き…もうドット絵にしか見えない。
そしてドラクゥとラルスの決闘だーに興奮ですよ。
音楽も最高潮で大盛り上がりです。
そしてオルトロスが落ちたとこの表現とかはとてもコミカルで笑いも起きてました。
凄すぎて涙が出ました。
「魔大陸」も凄かったなあ…
しかしオペラの衝撃が凄すぎて一部の終盤の記憶が曖昧になってしまいました。
一部が終わって放心状態です。
涙でぐしゃぐしゃになりました…
二部
二部は世界崩壊からの「セリスのテーマ」→「永遠に、レイチェル」→「死界」→「あの日から…」→「墓碑銘」→「仲間を求めて」
もうゲームのシーンが脳内で再生されて、切ないやら感動やらでまた涙ですよ。
こうやって聞かせていただくと、何倍にも迫力が増幅されますね。
そして「邪神の塔」「狂信集団」のおどろおどろしさ。
このケフカ様は強い(確信)。
聖歌「妖星乱舞」
鳥肌が立ちました。
原曲に忠実なアレンジで、圧倒的な迫力。
コーラスは歌詞なしで。
第三楽章のパイプオルガンのソロ?も巧みでいらっしゃって美しかったです。
第四楽章はバンドと混合アレンジ。
嗚呼かっこいい。
そして情感たっぷりに「蘇る緑」→「プレリュード」
アンコールは「TERRA BATTLE」!
最初から最後まですばらしいコンサートでした。
また行かせていただきたい!
一つ残念なことといえば、この素晴らしい演奏が次にいつ聞けるか分からないってことですよ
私はGSJ初参加なので、どんな感じか多少様子を伺いながら聞いてしまっていたのですが、
次回聞く時は身を委ねて聞けそうです。
嗚呼、もう一回聴きたい!
ご無沙汰しております。
春は良いですね。
5月1日(金)と5月2日(土)に開催されるGame Symphony Japanに参ります。
(行かせていただくのは2日の9th)
Game Symphony Japanとはゲーム音楽に特化したコンサートシリーズの名称だとのこと。
2014年にはFF7より交響組曲FINAL FANTASY Ⅶが演奏されたそうです。
植松様が特別音楽顧問を務められていらっしゃいます。
Game Symphony Japan公式サイトより抜粋
コンサート日程
2015年5月1日(金) 18:00開場(19:00開演)
2015年5月2日(土) 11:30開場(12:30開演)
東京都 サントリーホール (Google Mapで見る)
〒 107-8403 東京都港区赤坂1-13-1
TEL:03-3505-1001
◆出演 / Artists
植松伸夫(作曲家・GSJ特別音楽顧問)
Nobuo Uematsu (Composer, GSJ Special Advisor)
志村健一(指揮・GSJプロデューサー)
Kenichi Shimura (Conductor, Producer)
東京室内管弦楽団(管弦楽 / GSJ名誉管弦楽団)
TOKYO Chamber Orchestra (Orchestra)
東京混声合唱団(合唱)
Tokyo Phillharmonic Chorus (Chorus)
他 (and more)
◆テーマ / Theme
「1994年」―― それは名作が多数登場した奇跡のような年。
GSJ 8th / 9th Concertでは、1994年にリリースされた幾多のタイトルの中から厳選した作品の楽曲をお届けいたします。
演目
8th Concert(5/1) 追加プログラム
「LIVE・A・LIVE」より
「MOTHER2 ギーグの逆襲」より
9th Concert(5/2) 追加プログラム
近日発表!
編曲監修・植松伸夫(GSJ特別音楽顧問) 「交響組曲『ファイナルファンタジーVI』」構成
5月1日(8th Concert)と5月2日(9th Concert)で構成が一部異なります。
~略~
《 8th Concert 》 Version Program
5月1日 19:00開演
第1部
予兆
炭坑都市ナルシェ
戦闘
勝利のファンファーレ
目覚め
ティナのテーマ
魔導士ケフカ
幻獣を守れ!
決戦
街角の子供達
スピナッチ・ラグ
序曲
アリア
婚礼のワルツ~決闘
大団円
セッツァーのテーマ
ガストラ帝国
魔導研究所
幻獣界
魔大陸
死闘
大破壊
メタモルフォーゼ
第2部
セリスのテーマ
永遠に、レイチェル
死界
あの日から…
墓碑銘
仲間を求めて
邪神の塔
狂信集団
妖星乱舞
蘇る緑
プレリュード
《 9th Concert 》 Version Program
5月2日 12:30開演
第1部
予兆
炭坑都市ナルシェ
戦闘
勝利のファンファーレ
目覚め
ティナのテーマ
霊峰コルツ
迷いの森
魔列車
獣ケ原
蛇の道
反乱分子
魔導士ケフカ
幻獣を守れ!
決戦
序曲
アリア
婚礼のワルツ~決闘
大団円
セッツァーのテーマ
魔大陸
死闘
大破壊
メタモルフォーゼ
第2部
セリスのテーマ
永遠に、レイチェル
死界
あの日から…
墓碑銘
仲間を求めて
邪神の塔
狂信集団
妖星乱舞
蘇る緑
プレリュード
◆料金 / Price
S席 10,000円 / S ¥10,000
A席 8,500円 / A ¥8,500
B席 6,500円 / B¥ 6,500
P席 6,500円 / P¥ 6,500
(全席指定・税込)
~略~
うっひょー。
植松様も監修された「交響組曲『ファイナルファンタジーVI』」!!
情報サイト等によるとなんと演奏時間1時間30分を超えている!
嗚呼、これは行くしかないっす。
今回を逃すと二度と聞けない予感がする。(演奏時間的に)
いや~、交響組曲の1部の構成的に
8thはガストラ帝国感がちょっと強くてそちらも行きたかったなあと思ったりします。
楽しみですね~♪
まだチケットがあるみたいですので、是非!
明けましておめでとうございます。
ケフカ様。
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
いよいよ1月22日23日は
『Distant Worlds: music from FINAL FANTASY THE JOURNEY OF 100』ですよ!
いやあ超楽しみですね♪
ケフカ様をはじめとする聖典FF6のキャラクターテーマや蘇る緑も演奏してくださるみたいですね!
公演自体が大変楽しみなのですが個人的にFF8の曲も好きなのでLiberi Fataliもウキウキ。
ローズオブメイも嬉しい。
物販的には
パンフレットと『FINAL FANTASY VILLAINS』という
悪役の曲を集めたCDがあるそうなのでそちらを。
まあFF11と14の曲以外は存じ上げてる訳ですが、VILLAINS=悪役≒ケフカ様へのお布施としてgetを目指さんとす。
22日23日は18:00開場/19:00開演です。
しかしながら、物販の開催時間が
16:00〜17:30と変な時間。
物販終わったら開演まで1時間半も待たないといけないということなのだろうか。??
ギリギリ入場を避けるためとか?
なにしよ~。
シアトリズム持ってこう~。
テラバトル
120万DLおめでとうございます!
そして90万DL公約のゲーム内曲の無料ダウンロードがまたありがとうございます!
個人的なストーリーの進み具合は14-4です。
ボスがねえ、強い。
1回目は早送りでプレイしちゃってて何が起きてるか分からないままにゲームオーバーになっちゃったので、
次は普通にやればクリア出来るかなと思ってスピード戻して2回目に挑んだのですが、勝てず。
おー。
メンバーは
スナイプ(レベル34、job2)弓
コリン(レベル30、job3)剣
ラップロー(レベル34、job1)槍
ルート(レベル34、job2)炎
ゼロ(レベル34、job2)闇
ソーマニア(レベル41、job2)回復
難易度は33なので、レベル的には足りているのですが、ならず。
ボスは、強力な闇魔法を使ってくるので避けないと死んじゃう系です。
で、避けるんですけど一緒にいる雑魚敵に吹き飛ばされて、魔法の範囲に移動させられてやられる。
なんとか残ったメンバーでちまちま削るんですけど、ある程度ターンを経てしまうと、ボスは全体攻撃を使うようになって2ターンくらいでやられちゃう。
あーこれは……ストーリー途中で仲間になったバッグナーを使う感じなんすかねえ。
彼は対闇カプセルのスキルがあるので、それで多少は楽になるのかな。
個人的にケモノのブルババちゃんと、トカゲのアメリパクトちゃんが気に入って育てたい感。
でも、パール(二人目の弓)も、ガッツ(ザフィッテちゃんよりこっちが)も、
マッカリ―(Bクラスとは思えない高スキル持ちプロフィールが何かいい)も、ダイアナちゃん(上位互換っぽいSSルートがいるから育ててないだけ)も、
パルパ324世(ストーリー上)も育てたい。
ブルババちゃん好きなのに、どう見てもマッカリ―の方が強そうな件…。
ぐぬぬ。
いやあ、楽しいですね。
楽しすぎて何かを書けそうな感じですが、その前に人のオッサンも来てほしい訳で。
(なんで来ないんでしょうね。)
楽しませていただきます~。
※あ、別件ですが、小話の分類を細かくし始めました。
しかし何年も前の話を露見させるのが嫌で、どうしたものかと思っています。
うーむ。
一応↓のあとがきみたいな感じです。
ケフカ様誕生日記念小話「太陽と月1」
http://cms.game-ss.com/%E3%80%90%E5%B0%8F%E8%A9%B1%E3%80%91%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%A8%E6%9C%88%EF%BC%91
色々、捏造、適当、妄想、ばっかりですみません。
設定盛りすぎ、そして誰これ的な。
それでも、ご生誕おめでとうございます。
ケフカ様。
小話は何となく「負け戦シチュ」と「レオ将軍と比較したい」感じを書きたくて、
結局あまりまとまらずにああなった感じです。
負け戦好き。負けてないけど。
長編でケフカ様は元軍人設定ということにしてるので、
もうそれをベースに、突っ走れみたいな。
そもそも、(聖典)FF6の将軍って何?
ってとこを、wikiやら○知恵袋やらを参照に妄想してしまいました。
近現代だと「将軍」って呼ばれる人たちは、将官とかいう結構上の階級らしく、
数千人以上の兵員規模の部隊を束ねちゃうようで(たぶん)
30代ケフカ様はまだしも、18歳のセリスがなれるかといえば、
まあ流石にファンタジーなのかなと思いました。というチラシの裏。
女の子セリスの言うことを何千人の何歳も年上の屈強な男たちが聞くかと言えば、
普通はそんな感じはしませんからねえ。
それこそジャンヌダルクレベルのカリスマ加減じゃないと難しそうです。
そういえば、FF6年表的にレオ将軍ももしかしたら18歳の頃には将軍だったかもしれないとこが、
またすごいですね。
ケフカ様も、当時の攻略本とかを見ると、将軍と同等の地位にある的な言い方をされてるので、
もともと将軍レベルの軍人さんだった可能性は低いとは思うんですけど、
まあ、結構兵を率いて前線に行かれてますし、お強いし、機械に明るいし、
何らかの軍事的経験があってもおかしくないかなという想像。
煙草はまあ、なんとなくで。
お酒も考えたのですが、何かクダ巻いちゃってるみたいに見えたので無しに。
時系列的には、ケフカ様は皇帝直属の魔導士になる結構前みたいな感じで
セリスも将軍になる前みたいな感じです。
色々適当なのですが…。
別件ですが、
『Distant Worlds: music from FINAL FANTASY THE JOURNEY OF 100』
の抽選に当たり、行ける事になりました。
Distant Worldsは死ぬ前に行ってみたかった念願の神コンサートですよ。
今から、大変楽しみにしております。
うっひょー。
今宵もケフカ様に幸あれ。
ケフカ様。
微妙な小話を奉納させていただきます。
おもいっきりケフカ将軍とか言っちゃってます。
妄想多すぎて申し訳ございません。
今年もケフカ様に幸あれ。
太陽と月1
http://cms.game-ss.com/%E3%80%90%E5%B0%8F%E8%A9%B1%E3%80%91%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%A8%E6%9C%88%EF%BC%91
私はガストラ帝国軍の衛生兵をしていた。
長年患っていた右足がいよいよ使い物にならなくなったので、
この度退役を決意した。
いざ辞めるとなると、なんとも時間が有り余るようになった。
手慰めに手記でも残そうと思い、ペンを取った次第だ。
あれは何年前だったか。
初っ端から記憶が曖昧だ。
兵達の間では語り継がれている酷い戦があった。
ガストラ帝国と某国との決戦。
それは永遠に続くのかと思われた泥仕合だった。
帝国軍は勝利を収めたが、それが時間にすればわずか二年間の出来事だった事に、今更ながら驚かされている。
勝利を収めた帝国にとって、戦果は非常に大きいものだった。
だが、犠牲もあまりに多かった。
私は戦争の終結時には、レオ将軍が率いる第三師団に所属していた。
第三師団に加入したのは戦争終結後を含むわずかひと月程であったが、私はこの人の事が好きになった。
レオ将軍はまだ年若かったが、噂の通り清廉な人柄とそれに由来する人望、
戦に於いては正々堂々としそれでいて勝利を収める手腕を持っていた。
所属する兵達の多くもこの人を慕っていただろう。
しかし此度の戦に於いて、犠牲者が全軍中で一番多かったのがここ第三師団であった。
衛生兵である私が第一師団からレオ将軍の第三師団に転属になった理由は、負傷者・犠牲者が非常に多いためであった。
第三師団に犠牲者が多かった理由の一つは、彼の若さに起因する経験不足であったと言われている。
また、レオ将軍は上層部の命令に忠実に従う気質を持っていた。
あまりにも正直な戦をしたのだろう。
今思えばそれも彼らしいが、当時師団は、沢山の仲間を失った我々は喪失感に苛まれていた。
あまりにも長い時間が過ぎ、多くの兵たちの亡骸をその場に打ち捨てざるをえなかったのだ。
私は加入して数日で、その過酷な状況に打ちのめされた。
まともに弔えなかった事、無残な姿を野ざらしにしてしまった事、亡骸の一部を除いて彼らをその場で処理せざるを得なかった事。
あの場にはそれらに対する後悔の念が、渦巻いていた。
戦争終結後、あの時は私も仲間達を埋葬する作業に加わっていた。
そしてその隣にはレオ将軍が、同じく作業をしていた。
この様な事は本来将軍のすることではないが、彼は自分が許せなかったに違いない。
掘っても掘っても終わらない穴堀りと追加されていく亡骸。
私は感覚が麻痺していて、かつての仲間がまるで物のように思えていた。
時々見知った顔が出てくるが、顔を見ても思い出す事が無くなっていた。
「辛く無いか?」
それまで横で黙々と作業をしていたレオ将軍が私に話しかけてきた。
「……。」
私は咄嗟に何と答えて良いか分からず、押し黙った。
そちらを見ると、レオ将軍は、込み上げる感情を抑えているかのようだった。
レオ将軍は手を止めて話を続けた。
「君はツェン出身だったな。家族は?無事なのか。」
話しかけられたので私も手を止める。
この師団に加わって間もないのに、この人は私の出身地を知っていたことに驚く。
「ええ、無事です。妻と娘が1人と母が国にいます。」
私は答えた。
「そうか…。国に帰ったら元気な顔を見せてやろう。」
レオ将軍は少し悲しげに微笑んだ。
(皆、元気だろうか。)
将軍に言われて、何か月ぶりに家族の顔を思い出した。
「…ええ。」
私はそう答えながら、ぼろぼろと泣いていた。
「彼らの家族に会わせる顔が無い。」
レオ将軍は墓穴を見ながら言った。
あの戦いが終わって幾年か過ぎたが、レオ将軍は、未だに死んだ兵たちの家族の元に詫びに行っている。
一日二日で終えられる物ではない数だ。
恐らく、何年かかっても、自団の犠牲者の家族に会いに行くのを辞めないだろう。
私はレオ将軍の真っ直ぐさに惚れたと言って良い。
魔導の力を持たないレオ将軍に対して軍上層部からの風当たりは強いが、私はあの時からこの人を助けたいと心に決めた。
レオ将軍は、周囲を暖かく照らす太陽の様な人物だった。
対照的な人物像を有していたのが、ケフカ将軍だったと言える。
愚直な性質を持ったレオ将軍と比較して、彼は才能溢れる人物だった。
私は、戦争が始まった当初からレオ将軍の第三師団に行くまではケフカ将軍率いる第一師団に所属していた。
ケフカ将軍は若い頃に魔導の力を得ている魔導戦士である。
その特別な力を宿し魔法を使う事それ自体が才能であるが、その有無に関わらず、戦術面においても長けていた。
あの時の戦争においても第一師団は活躍を見せ、帝国軍の勝利に大きく貢献した。
犠牲者の数も、第一師団は魔導戦士を含む大きな軍団であったが、最も少なかった。
転属する少し前に、私はケフカ将軍自らが演説している所に居合わせたが、私はこの人は優れた指揮官なのだろうと改めて感じた。
「我が第一師団は帝国軍における最大であり最高の戦力である。」
あの時、彼が非常に良く通る声で話し始めたのを覚えている。
「ガストラ帝国の勝利の行方は我々に掛かっている。
良いか、今こそ諸君の力を存分に示せ。」
私は衛生兵で前線に立つ事が無いにも関わらず、気持ちの高揚を抑える事が出来なかった。
「私は諸君を率いて戦える事を誇りに思う。勝利をこの手に掴み取ろう。」
将軍が話し終えると、兵たちはオーッと掛け声を上げた。
空気がビリビリと震え、兵たちの士気が最高潮に高まった事を現した。
その後、戦が始まりものの数時間で第一師団に優勢になり、敵を敗退せしめた。
ケフカ将軍は、口数は多くなく、他人を寄せ付けない雰囲気も持ち合わせていたが、彼を崇拝するものもいた。
成功を勝ち取る優れた戦略が皆を引き付けたのではないかと思う。
私は、実はこの人が魔導の力を有している事自体に幾分抵抗があったが、それは口に出せる事ではなかった。
私はある女性士官の負傷の手当をしていた。
いつの間にか時刻は十二時を回っている。
このところ帝国軍優勢で戦争終結も終わりが見えていた。
活躍を見せたこの第一師団には、帝国に戻れば称賛が待っているだろう。
夜は穏やかなもので、あの緊張感が嘘のような静けさだ。
女性士官は矢で肩を射抜かれたという。
今は麻酔が効いて眠っている。
ある程度の手当は終わった。直に快方に向かうだろう。
(これがあの……。)
私はその顔をまじまじと見た。
前線に立つ女性は多くない。
まだ十代半ば、魔導の力を持っている、シド博士の養女のような存在、最近頭角を現している人物。
この人は有名人だ。
「しかし、若いな…。」
私は思わず呟いた。
女性士官、セリス・シェール分隊長。
その人の寝顔は子供そのもので、階級章を見なければ、新兵だと言われても分からないくらいだと、私は思った。
不意にトッと足音がして、ガサガサと人が通る音がした。
誰だろうと思い、入り口を見た。
幕をくぐって現れた姿に、私はあっと思った。
「ケフカ師団長閣下。」
私は立ち上がり、敬礼をした。
ここに師団長が来ることは異例だ。
「様子はどうだ。」
「はい、皆快方に向かっています。」
「そうか、手を止めさせて悪かったな。座って良い。」
ケフカ将軍はそう言って、ゆっくりと歩き回り始めた。
(どうして、急に来たんだ。)
私は不意の訪問に驚いていた。
深夜でその場にいる衛生兵の数は多くない。
目撃者は少ないだろう。
はういえばセリス分隊長はケフカ将軍に師事していると聞いたことがあった。
(まさか、心配になって来たのか?)
私は驚きと共にぎょっとする。
通常は師団の長が特定の者を見舞いに来るということはまずない。
特定の者に会いに来たとなれば、団の士気に関わるからだ。
テントの中には他にも怪我人はいたが。
しかし。
そんなことを思っていると、
「この後も頼んだ。」
そう言ってケフカ将軍はあっさりと立ち去っていった。
その数分後に交代の時刻になり、私はテントを出た。
冷たい空気が支配していた。
細い三日月が佇んでいた。
寝所に行く通りがかりに、ぼんやりとした明かりが見えた。
誰か眠れずに外に出たのかと思い、良く見ると、ケフカ将軍が一人、煙草を燻らせていた。
私は驚いた。
(もう数時間もすれば、戦いが始まるというのに、まだこんな所に?)
ケフカ将軍が、月を眺めながら、ふぅーっと煙を吐いた。
寒空の下、煙が広がるのが良く見える。
この人が煙草を吸っているのを今まで見たことは無い。
吸わない人だと思っていたが。
そんなことを思う。
周りはしんとしている。
ケフカ将軍は少しだけせき込んで、煙草を捨て踏み消した。
そして髪をかき上げて、また月を見た。
(眠れないのだろうか。)
(本当にセリス分隊長が心配で?)
指揮官としての姿とは打って変わった様子が意外で、ささいな邪推が現実味を帯びていく。
器用な人物だと思っていたが、案外そうでもないのだろうか。
ケフカ将軍は月の如き人物かもしれない。
満月のように大きくもあれば、三日月のように細くもある。
私はあの時、三日月のあの人を見たのだ。
-------------
いやー楽しい。
100万DLおめでとうございます!
もう攻略本やらイラスト追加やらコンサートやらめちゃめちゃ楽しみです。
坂口さんご出演のニコ生を2つ拝見したのですが、どっちもかなり笑いました。
コンサートやろうって言ったら植松さんにコンサートってのは練習が必要なんですよ。コンサートの事分かってますか?
とたしなめられたお話とか
ファイナルテラバトルファンタジーとか
藤坂さんに100万DL行ってしまいました。イラスト間に合わせなければいけませんか?
と言われて
内心、描け。と思ったけど、心配しなくていいよ?と言った
とか
個人的な進み具合はようやく11-2です。
メンバーは
SS 援闇のゼロ、援炎のルート
A 剣仲間のコリン、弓仲間のパール
B 老師ソーマニア、踊るラップロー(槍)
敵の編成によってザフィッテちゃん(S浮遊)、スナイプ(A弓)、ダイアナちゃん(A炎)、ブルババ(B剣)なんかを加えて楽しんでる感じです。
ブルババは何か見た目で使っちゃう。
ゼロとルートはようやく素材が集まりjob2。
サンキュープリン。
2になるとレベルが1からなので、また鍛えようかなあと思ったり。
中位の魔法覚えるしね。
今のところ欲しいのは人のおっさんと、A以上の槍持ちと、氷属性持ちと、そろそろヒールの上位のやつです。
バハムートイベントは安定の乗り遅れで、取り合えずバハムートはゲットするも進化素材カラドボルグは未です。
正直準備不足でレベルが足りませんでしたねー。ネオバハムートのレベルは35だったかな。
ケフカ様の聖誕祭まで半月ほどですね。
今日も幸あれ。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年も奉納させていただくべく、書かせていただきたいと思います。
面白くなりますように。
そしてテラバトルですよ。
聖典FFシリーズの生みの親である坂口様が手がける話題のゲームが
10月9日にリリースされましたね。
想像力を刺激するテキストと植松さまの音楽。
そしてイラスト。
個人的には30章で本編はクリアという着地点が見えているところがありがたいです。
私は何日かで1章進めるペースで現在8章をクリアしたところ。
途中かなりグッと来る展開を迎え、ストーリーや育成が非常に楽しみな感じです。
テラバトルはキャラクターにプロフィールがあり、それが非常に魅力的なのも良いですね~。
また特定の仲間を加えるとプロフィールが更新されて深みが出ちゃうというのもいいです。
ネタバレで見ちゃったのですが、オルバ格好良すぎ。
ともかくおっさん(とトカゲ)が多すぎて素敵なゲームです。
初日に新しいメンバーを迎えさせていただき(お布施=課金のマイルドな言い方)、
そのおかげか現状それほど難しさは感じずといったところ。
ゲーム的にはスタイリッシュな挟み将棋に、
魔法と物理と特殊能力及び剣と槍と弓の三すくみを駆使する感じ。
うちのメンバーは
SS援闇のゼロ(魔闇)、
A炎酒のダイアナ(魔炎)、剣仲間のコリン(剣)、尾っぽのスナイプ(弓)、
B老師ソーマニア、踊るラップロー(槍)です。
人間のおっさんが足りない。
公式さまから修行僧クスカ(魔)という人のおっさんが配布されたのですが、
どうも好みじゃないのでヒーラーはソーマニアとチェンジ。
ああ、でもさっき(ログインボーナスによるエナジーで)引いた
SS援炎のルートは強そうだからダイアナちゃんと交代になりそう…
って……書き出すとキリがないのでこの辺にしやう。
今宵もケフカ様に幸あれ。
数年前118はこちらから↓
http://cms.game-ss.com/Entry/281/
ああ20周年が終わってしまう……
今更ですがLORD of VERMILION Re:2というCDにFF6メドレーが収録されているようなので欲しいです。
ケフカ様の生誕祭まで2か月を切りましたこの頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
いや~今年も1年が早いですね。
連載中の小話続き書いてます。
遅かったり色々すいやせん。
せめて自分が読んで面白くなればいいなあ…。
シアトリズムCCで聖歌妖星乱舞(究極)でSSSを狙うプレイですが、
92万8千点くらいが最高ですorz
嗚呼、終盤手がついていかない。
59回プレイしてるんですが、遠いです。
苦戦と言えば、初代ディシディアでケフカ様でカオスを倒すのも結構苦戦したのですが、それの比じゃないです。
あっちは挑み始めて1日2日で何とかなったのですが、
こちらは4月に購入させていただいてから約5か月頑張ってもまだ全然ですから…。
いつの日か、いつの日か。
ああ、そういえばなんでしたっけ、ホストの方々が大草原で高級車を乗り回し、バーベキューついでに動物を殴るゲーム……。
あれはもぅ……まぢむり。
密かに坂口様の新作アプリゲーム?『テラバトル』を心待ちにしています。
日本での配信開始は10月のご予定。
twitterで公式アカウントをフォローすると、事前登録が出来ます。
カナダでは先行配信されてるようです。
で、非公式の攻略アカウントの方もフォローさせていただいて、プレイ画像とかを見ているのですが、
やはり緊張感のあるテキスト!
たまりません。大好き。
音楽は植松様!格好良いですよ。
背景やキャラクターも魅力的です。
個人的には、オルバっていう35歳の王立親衛隊隊長が気になっていますね。
ひとりでしか生きられぬ男。ですよ。
想像力が掻き立てられますね。
ゲームの方は見た目パ〇ドラみたいな感じなんですかね。
敵を味方で挟んだりしてスキル発動させたりするようです。
パ〇ドラとかやったことないんですけど、そういうバトルシステム?面が肌に合うかなって感じはありますね。
開発にかなりお金がかかりそうなコンシューマー版より、
こういったアプリゲームの方が色んな要素をたくさん盛り込んでいただけるなら、
それも良いなあと思ったりしますねー。
楽しみにさせていただいております。
ケフカ様に幸あれ。
いやあ、シアトリズムCCって楽しいですよね……。
ずっとプレイしてしまいます。
リズポは17万5千くらいです。
FF12のキャラクターの育成は最後のヴァンの転生が6回目。
基本の譜面を中心にプレイしてたので、あんまり経験値がもらえてませんでした。
次は…5かなあ。メインキャラが全員いるし、といった感じ。
8も好きなんだけど、サイファーとラグナってそんな育てる気にならない系。
やっぱラスダンに行けるメンバーが良いっすよー。
12もバッシュが好きなんですけどね。
地道にプレイしてるのですが、まだミュージックセレクトのクリア曲数は全曲制覇には至ってません。
現在
基本201/239
熟練220/239
究極188/239 です。
ここ最近は基本の譜面を埋めねばと頑張ってて、昨日?くらいにようやく200を超えた感じです。(眠くなる)
次は究極かなあ。
クエストは総クリア回数が51回(内、継承クエスト30回)であんまりしてない感じ。
時間かかるのよね。
もうBMSとFMSでアビリティの付け替えとかしてないけど。
聖歌、妖星乱舞の究極の譜面へのチャレンジですが、
自己ベストは
ランクSS、スコア9205839、チェイン195、クリティカル385、グレート32、グッド5、バッド2、ミス1。
です。
うーん。グレートの割合を減らせれば、もう少しスコア伸ばせますかね…。
SSS(スコア9500000↑)への道はまだ遠いっす。
プレイ回数は43回、チェインは354の壁。
しかしさすが聖歌、妖星乱舞。
終盤の難所で一音一音の大切さを教えてくださいます。
タータタタータ、ターターターターター ですよ。
……まだSSS取れてないけど妖星乱舞フルをお願い致します。
割高でも良いから!もう18曲くらいは買ってるから!
……今日もケフカ様に幸あれ。
シアトリズムCCプレイしてます。
さすがに頻度は減りましたが、それでも楽しい。
ロマサガ4曲とクルル買っちゃいましたよ。
多分DLCでソフト分以上使っちゃうんじゃないですかね。
しかし風が吹くと目が異常に乾きます。。
リズポは13万4千くらいです。
聖典FF6のキャラクターは10回の転生を終えたので、今は12のキャラクターを育てています。
バルフレアは転生が10回終わりまして、次のフランが7回目。
12のパーティーが終わったら、8パーティか5かな。
(8はアーヴァインとゼルがいたら良いんですが)
6のパーティーなんですが、セリスとティナのアビリティに何か悩みます。
ティナにトランス(魔法効果3倍)+れんぞくま(魔法効果2倍)をつけて
アルテマ(ボス出現時に1回だけ超ダメージ)+ファイガ(タッチ38回毎に強ダメ)にしてるんですが、
セリスちゃんが
つよがる(魔法効果1.5倍)+ブリザガ(ホールド20回毎強ダメ)+メテオ(チェイン60で超ダメ)+ファイラ(タッチ34回で中ダメ)
・・・
どーするのが一番良いんすかねー。
なんか、被って発動しちゃってる時がある気がして、勿体ない感じがするんすよねー。
被った時ってちゃんと別々に効果があるんでしょうかね。
という無知による微妙な悩み。
曲の長さとかにもよるんでしょうけど。
ケフカ様のコレカを集めるためにケフカ様のカードが出る曲を集中的にプレイしてたのですが、なかなか出ず。
結局、モルルのお守り(入手アイテムがカードになる)を使ってようやくget
やったー
あとは聖典FF6関連のカードを頑張ろうかなと思います。
聖歌、妖星乱舞の究極の譜面へのチャレンジは続いています…
自己ベストは
スコア9144647、チェイン354、クリティカル380、グレート33、グッド8、バッド0、ミス4。
チェイン354でいつも途切れます。嗚呼。
タータ,タタータ,ターターターターターなんすよねえ。鬼門が。
引っかかる部分が4分曲の終盤なのがなかなかですよ。
なので練習モードやデモプレイで巻き戻し早送り機能があったら良かったのにと思います。
あ、EMSですが、難易度があれ過ぎて1曲しかプレイしてません。
実質ストイックジャッジ。
好きなタイトルならまだしも、あんまり知らないタイトルですしねえ。
何であれだけ難しいんだろ。
小話書いてます。
今日もケフカ様に幸あれ。
シアトリズムCC三昧です。
いやー楽しい。
そしてつのる眼精疲労。
リズポは9万3千くらいです。
セリスちゃんのデザインがリズポ7万ちょっとで手に入ったので、コレカに設定しています。
かわいい。
やりこみ度は☆4.5でセリス、ティナ、エドガーが転生10回を終えました。(ロックは9回目)
今はフラっと12のキャラクターを育てたりしてるんですが、育成どーしよっかなー。
12キャラはまだ強くないので、アイテムカードを稼げないんすよねえ~。むー。
ステータスの上限はHP9999、CP99、ちからとかまりょく999ということですので、今後はコレカで強化していかう。
ティナは素で強いので置いといて、セリスちゃん、エドガーロックを何とかしやう的な。
セリスちゃんに魔力のコレカを注いで、アビリティに恵まれてないエドガーに力を注ぐ方向です。
という訳で、カードを集めたい。
そういえば、ケフカ様のカードがなかなか集まらないのですが、どうやら曲によって得られるカードが決まってそうなので、調べてプレイしていきたいです。
聖歌妖星乱舞の究極譜面ですが、現時点での最高ランクはSSです。
スコア9089135、チェイン353、クリティカル393、グレート3、グッド3、バッド5、ミス6。
調子が良くてこれですが、終盤が全然対応出来てません。
◎〇――〇
〇――〇◎
これも苦手ですが
特に終盤の
〇――〇 ◎ ↑ ◎
〇――〇◎ ↑ ↓◎〇――〇
こういうのが苦手。(実際は矢印がナナメ)
デモプレイで確認しましたら、フルチェインすると424チェインなんすね・・・。
まだ出来てませんが、妖星乱舞のフルバージョンもお待ちしております。。。。
(叩いてみたいんや)
ケフカ様に幸あれ。
数年前109はこちらから↓
http://cms.game-ss.com/Entry/266/
ピアノオペラ行きたかったです的な
(聖歌妖星乱舞と魔導士ケフカを演奏してくださったらしいです)