5月2日にゲームシンフォニージャパン9thに行かせていただきました。
聴かれた方は本当に幸運だったんじゃないかと思えるような素晴らしいコンサートでした。
私は開演ギリギリ15分くらい前に着きました。
開場はスタッフの方がたくさんいらっしゃって、なんかこうちゃんとしてる感がありました。
座席の位置を確認してから、そういえば物販の気配がしないなと思い、スタッフの方に確認。
1階小ホールだそう。
そうなのかと思いそこへ。
…す、すいてる。
まあ何にも案内出てないしね。
そして無事テラバトルのCDを購入。そして握手サイン券もゲット。やったぜ。
そして会場入り。
って植松さんと指揮の志村さんがステージでトークしてるううう
ミスったー
蘇る緑でロックとセリスの曲が続くのは二人が出来てるって事だよね
出来てるっていうとあれだけど(笑)
みたいな感じの事を仰っていたのが何か楽しかったです。
で、その曲の被りについては当時は気づかれなかったとか。
あとは、どちらかの方がサントリーホールという音響の良い会場で、パイプオルガンで是非、妖星乱舞を演奏したい
と仰っていたのには、個人的に内心(わー聴きたいぞー)と大声援
で、そのお話を受けて、のんきにへーパイプオルガンがあるんだあ~
どこかなあ~
とか思ってたら真正面にあるあれがそうだと気付いて驚愕。
わあ、あんなにおっきい楽器初めて見たよと、驚いてしまいました。
お二人のお話を聞いていて、いやがおうにも期待が高まりましたね。
そして、いよいよ開演。
最初は真・女神転生if
あのパイプオルガンの音色が披露される。
うわあ凄い。重厚な響き。
音響の凄さも相まって涙腺をびしびし刺激する。
そしてメガテンの曲に特徴的なベース?のベンベンっていう音がすっげー再現されてる
これは期待して良いんじゃなかろうか。
次はかまいたちの夜
こちらもとても良かったです。
男性コーラスの方による
「こんや 12じ だれかがしぬ」
とか
女性コーラスの方による
「人殺し!」からの(ストックで)グサッ音
とか、ゲームをプレイしたことがある方ならすぐに分かる、有名なシーンの再現ですよ。
後者は主人公がヒロインにスキーのストックで喉をさされるバッドエンドですね。
2つの曲たちを聞いて、全体的にゲームの音を大切にした演奏だと感じ、その後に続く聖典FF6が楽しみで仕方が無くなりました。
なんかこう、良すぎてニヤニヤがおさまりませんでしたね。
そしていよいよ聖典FF6の交響曲!
あぁ^~
冒頭は1994年時CMから「Roaming Sheep」
この曲わたくし、恥ずかしながら存じ上げず…しかし素敵な曲。
(植松様のCD「Phantasmagoria」に収録されている方は存じ上げてたのですが、こっちは知らなんだ。)
「予兆」パイプオルガンの圧倒的な音色に痺れる。
嗚呼、始まるんだ…。
「戦闘」が原曲に忠実な感じにオーケストラとバンドが相まってとてもかっこいいいい
「霊峰コルツ~迷いの森~魔列車~獣が原~蛇の道」辺り
良かったです。
内心の「霊峰コルツ」キター感ですよ。
冒頭の♪デーデテ、デーデテ、デーデテ…から迫力が凄くて、今回聞けて良かったなと思いました。
魔列車は車輪の音や汽笛の音などかなり凝っていましたね。
そしてオーケストラで聞く「魔導士ケフカ」はとても艶っぽくて驚きました。
弦楽器のパートがたまらなく良かったです。
「決戦」のゴージャスさも驚きました。
(確か)オーケストラとバンドとコーラスが総動員で演奏されてて、めちゃめちゃかっこ良かったです。
そして最も楽しかったのが、オペラシーン
セリスとドラクゥとラルスの歌い手様によるゲームの再現!
セリスの方は本当にセリスっぽい!!
白いドレスと髪の感じ、なんか声もセリスっぽい!
花束を投げて下さったりとか、 もうセリスにしか見えない。
ドラクゥの方のコミカルな動き…もうドット絵にしか見えない。
そしてドラクゥとラルスの決闘だーに興奮ですよ。
音楽も最高潮で大盛り上がりです。
そしてオルトロスが落ちたとこの表現とかはとてもコミカルで笑いも起きてました。
凄すぎて涙が出ました。
「魔大陸」も凄かったなあ…
しかしオペラの衝撃が凄すぎて一部の終盤の記憶が曖昧になってしまいました。
一部が終わって放心状態です。
涙でぐしゃぐしゃになりました…
二部
二部は世界崩壊からの「セリスのテーマ」→「永遠に、レイチェル」→「死界」→「あの日から…」→「墓碑銘」→「仲間を求めて」
もうゲームのシーンが脳内で再生されて、切ないやら感動やらでまた涙ですよ。
こうやって聞かせていただくと、何倍にも迫力が増幅されますね。
そして「邪神の塔」「狂信集団」のおどろおどろしさ。
このケフカ様は強い(確信)。
聖歌「妖星乱舞」
鳥肌が立ちました。
原曲に忠実なアレンジで、圧倒的な迫力。
コーラスは歌詞なしで。
第三楽章のパイプオルガンのソロ?も巧みでいらっしゃって美しかったです。
第四楽章はバンドと混合アレンジ。
嗚呼かっこいい。
そして情感たっぷりに「蘇る緑」→「プレリュード」
アンコールは「TERRA BATTLE」!
最初から最後まですばらしいコンサートでした。
また行かせていただきたい!
一つ残念なことといえば、この素晴らしい演奏が次にいつ聞けるか分からないってことですよ
私はGSJ初参加なので、どんな感じか多少様子を伺いながら聞いてしまっていたのですが、
次回聞く時は身を委ねて聞けそうです。
嗚呼、もう一回聴きたい!